東北3大祭り見物-その3(NO.739)
前回の続きです。
第3日(8月7日-木曜日)
朝5時半に起きて温泉に入りました。ここは硫黄成分が強いので金属は要注意とありました。眼鏡をかけて入りましたが、お湯で流したので無事でした。
朝食は一人づつ和食が用意されていました。
出発前に2人のスーツケースを宅急便で出しました。「四季の華」のツアーは1人1個無料で宅急便を出せるサービスがついています。
9時にホテルを出発、今日も出るときは雨です。
奥羽山脈を横切ると雨は降っていませんでした。盛岡ICから平泉ICまで東北自動車道にのりました。
11時に中尊寺に到着しました。こちらは雨の代りに暑さです。妻は雨傘を日傘に代用しました。
バスを降りたところに大池ハスが咲いていました。3代秀衡公の時代の堆積土から発見されたハスの実の花です。
中尊寺は天台宗東北大本山で850年藤原清衡が造営、藤原4代のお寺として有名です。2011年6月世界遺産として登録されました。
先ずは金色堂に入りました。内部は撮影禁止です。見事な内陣でした。
松尾芭蕉の像がありました。芭蕉は「奥の細道」の旅で中尊寺に立ち寄り、「五月雨の降り残してや光堂」の句を残しています。
旧覆堂は今の覆堂になる前の覆堂で、室町時代に建立され約500年金色堂を守っていました。
讃衡蔵は3000点を超える国宝・重要文化財を収蔵している宝物館です。やはり撮影禁止でした。
弁慶堂の隣のトイレを出たとき、頭上から木の枝と木の皮が落ちてきて危うく妻がけがをするところでした。
中尊寺を11時45分出発、バスの中で昼食のお弁当をいただきました。いただいた日程表では昼食は自前でしたが、10時出発を9時出発に変更したのと食堂で昼食をとっている時間の余裕はないということで、クラブツーリズムで無料で用意してくれました。前沢牛の握りずしでした。おいしいお弁当でした。
仙台のグッチ前でバスを降り七夕祭りを見物しました。仙台には1975年から3年ほど転勤で住んでいました。37年ぶりの七夕見物です。その頃の飾りはあまり覚えていませんが、今はおそらく比べ物にならないくらい豪華な飾りに変わったと思います。
中央通り(名掛丁)の七夕飾りです。中央通りは37年前も屋根のある通りでした。
中央通りと東一番町通りの角には、一段と目を引く七夕飾りがありました。仙台市内190の小中学校の生徒が東北の希望と復興の願いを込めて折った折鶴の七夕飾りです。
37年前は中央が車道でしたが、今は車は通れなくなり、一部に屋根ができていました。東一番町通りの飾りです。最初の飾りは金賞をとった飾りです。
16時34分発のやまびこで仙台駅を出発、上野駅に18時30分着、家には20時前に帰り着きました。
雨と縁の深かった旅でしたが、それなりに思い出深い旅となりました。
添乗員の中村亜樹子さん、バスガイドのはがさん、ドライバーの吉谷地さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
18名の旅の仲間、ごきげんよう、さようなら。
そして最後はいつも素晴らしい旅を選んでくれる妻に感謝したいと思います。
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