よくやった錦織圭(NO.745)
平成26年9月8日(日本時間9日)全米オープンテニス男子シングルス決勝戦で錦織圭はクロアチアのマリン・チリッチに3-0で敗れ、準優勝となりました。
しかし、テニス4大大会シングルス準優勝は男女を通じて初めての快挙です。「よくやった錦織圭」といえると思います。
錦織は8月上旬に右足親指のできものを摘出する手術を受け、8月25日開催の大会には出場も危ぶまれていました。
しかし、4回戦と準々決勝では2試合続けて4時間を超えるフルセットの試合に勝ちました。アメリカのメディアは「マラソンマン」とたたえました。準決勝では世界ランキング1位のジョコビッチに勝ち決勝戦に進出しました。
日本のメディアは過去チリッチとの対戦成績が5勝2敗と勝ちこしていたためもあって優勝間違いなしと予想していました。
試合後の錦織の談話では「全力を尽くしたが、自分のテニスができなかった」と語っています。勝ちを意識しすぎたのではないでしょうか。
錦織の成績です。
回戦 対戦相手 スコア
世界ランク 試合時間
1 オデニスク(米) 3-0
176位 2時間5分
2 アンドーハル(スペイン) 途中棄権
48位 1時間3分
3 マイエル(アルゼンチン) 3-0
26位 1時間52分
4 ラオニッチ(カナダ) 3-2
6位 4時間19分
準々決勝 ワウリンスカ(スイス) 3-2
4位 4時間15分
準決勝 ジョコビッチ(セルビア) 3-1
1位 2時間52分
決勝 チリッチ(クロアチア) 0-3
12位 1時間54分
なお錦織の世界ランキングは8位でした。
錦織が強くなったのはマイケル・チャン氏がコーチになったのが大きいようです。
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