アジア大会が閉幕した(NO.752)
平成26年10月4日仁川アジア大会が閉幕しました。
メダル最終獲得数は次の通りです。
金 銀 銅
中国 151 108 83
韓国 79 71 84
日本 47 76 77
日本の金メダルの目標は50でしたので目標に届きませんでした。
競泳、柔道、男子体操などでは金メダルを稼ぎましたが、全体的にあと少しというところで金メダルを逃す場面が多かったように思います。男女のマラソンがそのいい例です。
銀メダルでは韓国を上回っているのが勝負弱さを示しています。
また球技で弱さが目立ちました。球技での金メダルは女子のソフトボールと男子のラグビーくらいでした。オリンピックと違うアジア大会ということでベストメンバーを出していないこともありました。
日本にとってうれしかったことは最優秀選手(MVP)に競泳男子で4冠に輝き合計7個のメダルを獲得した萩野公介選手が選ばれたことです。MVPは1998年バンコック大会の伊東浩司選手(陸上)、2002年釜山大会の北島康介選手(競泳)に続いて3人目です。
今回の大会では空席が目立ちました。驚くほど観客の少ない競技が多くありました。満員になったのは韓国の人気選手が出る競技だけだったのではないでしょうか。これでは財政的に苦しかったでしょう。
運営面でも多くの問題点が指摘されました。途中で聖火台の火が消えたこと、バドミントン会場での風の流れが韓国選手に味方したこと、選手村でエレベーターが動かなかったこと、報酬カットで通訳が不足したこと、その他の問題です。
次のアジア大会は4年後のインドネシア・ジャカルタです。その2年後は東京オリンピックです。期待の膨らむ大会となることでしょう。
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