御嶽山噴火の捜索が難航(NO.751)
平成26年9月27日午前11時53分、長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)が突如噴火しました。
ちょうど紅葉シーズンの土曜日のため約250人ほどの登山者が頂上付近にいたと報道されています。お昼を食べていた人もいたことでしょう。
10月3日現在、死者は47名、さらに16名が行方不明とのことです。死者47名は、死者44名を出した雲仙普賢岳の火砕流を上回り、戦後最悪の火山災害となりました。
現在約1000人の県警、自衛隊、消防の人たちが連日山に登って捜索活動を続けていますが、悪天候のためしばしば中断されました。今日も雨のため中断したままです。
御嶽山は1979年に中規模の噴火、91年と2007年に小規模の噴火がありましたが、死者は出ていませんでした。
登山者もまさか御嶽山が噴火するなんて思いもよらなかったと言っています。グレートトラバースの田中陽希さんは6月11日に御嶽山に登りました。私はその様子をテレビで見ています。噴火を心配する映像は全くありませんでした。
この噴火はマグマで地下水が熱せられて爆発する水蒸気爆発でした。死者47人のうち46人は噴石の直撃による損傷死で、1人は熱傷死とのことです。
日本は火山だらけ、日本百名山にも火山が多く含まれています。私も火山には多く登りましたが、雨や寒さに対する準備はしていきましたが、噴火に対する準備など考えたこともありませんでした。
富士山も火山です。もう登山シーズンは終わりましたが、来年の登山にはどんな影響が出るのでしょうか。外国人など大幅に練るのではないでしょうか。
御嶽山の捜索はまだ続いています。早く行方不明者が見つかるよう願っています。
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