« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »

2014年11月25日 (火)

グレートトラバース第5集(NO.766)

 平成26年11月21日NHKBSプレミアムで「グレートトラバース第5集」が放送されました。

 これはアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが日本百名山を屋久島の宮之浦岳から利尻島の利尻岳まで人力だけで一筆書きで歩き通すというアドベンチャーです。

 手賀沼通信ブログでは5月29日と9月25日に取り上げました。NHK放送の第5集ではその完結編が放送されました。

 第4集は76座目の尾瀬の燧岳に登頂するところで終わりました。

 第5集は同じ8月14日に東北の会津駒ヶ岳に登るところから始まりました。今までで一番長い距離を踏破し、海を二つ渡り、しかも最後は雪と戦うことになるかもしれないという過酷な舞台です。

 東北の山々は秋の紅葉を楽しみながらの山歩きでした。ただ本州最後の91座目の岩木山ではカミナリに襲われるというハプニングがありました。

 津軽海峡は高波の中をカヤックで3時間半ほどで渡り切りました。北海道は山に登るより平地を歩くのがきつい日々となります。9月18日には羊蹄山に登りましたが初冠雪に見舞われました。

 そして9月22日に百名山中最も山深い幌尻岳に登る途中、番組の放送のほうにハプニングが起こり番組が打ち切られることになったのです。

 11月21日22時8分頃に長野県北部に発生したマグニチュード6.8の地震のためでした。ちょうど2時間番組の1時間10分を過ぎたころでした。この番組は改めて放送されるそうです。

 グレートトラバースにはホームページがあります。そこには田中陽希さんの日記が載っています。それを追いかけてみました。

 北海道の8座を苦労しながら無事踏破し、10月23日カヤックで利尻水道に挑みました。これが大変だったようです。

 波が高く途中転覆したりしながら9時間かかって利尻島に到着しました。距離は津軽海峡と同じ25キロ、津軽海峡は3時間半で渡ったのですが、利尻水道は2.5倍以上かかったのです。

 10月24日に利尻岳に挑戦しましたが、強風のため8合目で引き返しました。そして1日置いた26日についに100座目となる利尻岳に登頂しました。一筆書き完結です。208日と11時間かかりました。

 ただ残念なことに全距離人力踏破はなりませんでした。6月24日立山に登った後、後立山連峰に行くルートが残雪が多く通れないことがわかりました。黒部湖の周囲を通ることが考えられましたが、それには3日以上かかります。黒部湖を渡れば早いのですが、黒部湖では個人のカヤックを使うことは許されていないのです。 

 田中さんは苦衷の末渡し船を使う決断をしました。わずか500メートルほどですが、6月25日ついに動力を使っている渡し船に乗りました。

 しかしそれ以外はすべて自分の足と手で制覇しました。よくやった田中さんと言いたいと思います。

| | コメント (0)

2014年11月21日 (金)

やはり日本の野球は強かった(NO.765)

 前々回のブログで「日本の野球は強くなった」と書きましたが、日米野球の7戦全部が終わったあとで感じたのは、日本の野球はメジャーリーグと変わらないということでした。

 前々回の記事を書いた日にMLB選抜と侍ジャパンの第3戦が行われましたが、ジャパンはMLBをノーヒットノーランに抑えて4-0で勝ちました。今までの対戦で日本チームがアメリカチームをノーヒットノーランに抑えたのは初めてです。

 解説者が逆はあると言っていました。それだけ日本の野球のレベルが上がったのです。

 第4戦と第5戦はMLB選抜が勝ちましたが、最後に沖縄で行われた親善試合では日本が勝ち、MLB選抜との7戦は日本チームの4勝3敗で終わりました。MLB選抜と侍ジャパンの公式戦も侍の3勝2敗でした。24年ぶりのことです。

 しかも侍ジャパンは助っ人なしの全員日本の選手です。MLB選抜はアメリカ人だけでなく中南米やカナダや日本の選手が混じっている強豪チームです。侍ジャパンは3年後のWBCを見据えて若手中心のチームを作りました。最高年齢は糸井選手の33歳です。

 パリーグの選手が多かったのですが、それだけパリーグには優秀な若手が多いのでしょう。3年後にはこれから入団する選手も加えてさらに強いチームができると期待しています。

| | コメント (0)

一小音楽祭を見る(NO.764)

 平成26年11月20日我孫子市立第一小学校の音楽祭に行ってきました。

 午前中に全校児童が集まって校内の音楽祭を行い、午後は保護者向けに行うのです。各学年ごととニコニコ学級、器楽部、合唱部が出演します。

 孫娘は3年生、演奏中の入場はできないので、2年生の発表から見ることにしました。1年生の発表が終わるころに学校に行くと、3年生の母親のグループも待っていました。

 会場は体育館でした。写真を撮るため2階の窓側の通路に上がりました。

 学年ごとに2曲ずつ歌いました。2曲目は一部笛を吹きました。指揮者は各学年の中から選ばれます。ピアノ伴奏も3年生以上はオーディションに合格した児童が担当します。

 3年生の合唱です。

Conv0002

 ママグループは1階でカメラを構えていました。

Conv0003


 観客は自分の子供や孫などの出番が終わると入れ替わる人が多い感じでした。

Conv0001

| | コメント (0)

2014年11月15日 (土)

日本の野球は強くなった(NO.763)

 平成26年11月14日アメリカメジャーリーグの選抜チームと侍ジャパンとの第2戦が行われ侍ジャパンが8対4で勝ち2連勝となりました。

 今までの3試合の結果です。

                    得点 ヒット エラー

日本プロ野球80周年記念試合

・MLB選抜              8  14   1

・巨人阪神連合            7   9  0

日米野球第1戦

・MLB選抜                              0      3     1

・侍ジャパン                             2      9     0

日米野球第2戦

・MLB選抜                             4       6    2

・侍ジャパン                            8     14    0

 巨人阪神連合との試合はMLBが3本のホームランを打ち、8対1とリードしましたが、終盤に連合チームが追い上げ、9回は1死満塁でヒットが出ればさよならとMLBを苦しめました。

 侍ジャパンとの第1試合は、ジャパンの投手を打ちあぐみ、MLBは3ヒットに抑えられました。

 侍ジャパンとの第2試合はMLBが打ち負けた結果となりました。

 あと3試合残っていますが、侍ジャパンが勝ち越す可能性は大きいと思います。

 1934年(昭和9年)に初めて日本のプロ野球チーム「全日本軍」と対戦した時は、ベーブルースやルーゲーリックなどの活躍でメジャーリグ選抜の16勝無敗でした。

 戦後も15回ほどメジャーリーグ選抜チーム(米単独チームは除く)が来日して全日本軍と対戦していますが、日本が勝ち越したのは1度だけです。

 WBCでの2度の優勝といい、日本の野球は本当に強くなりました。

| | コメント (0)

2014年11月 8日 (土)

手賀沼通信ブログへのアクセスに異変(NO.762)

 平成26年10月、手賀沼通信ブログへのアクセスに異変が起き、月単位の1日の平均アクセス数がブログ開設以来の1日の平均アクセス数を初めて下回りました。

 10月の1日当たりの平均アクセス数は 41.65でした。

 そのため

 開設以来の10月1日の平均アクセス数 47.71が

 10月31日現在 47.65に減少しました。

 その傾向は11月に入っても続き、

 11月7日現在月平均アクセス数 42.29

 11月1日の開設以来の平均アクセス数 47.65が

 11月7日現在の平均アクセス数 47.64 と減少しています。

 原因は不明ですが

・定期的にアクセスしている人が減っている

・ブログやWEBサイトへの書き込みが増えて検索がヒットしにくくなっている

などが起きているのかもしれません。

あるいは

・一時的現象でもう少し長い目で見る必要がある

かもしれません。いずれにしてもアクセス数が減るのはさびしい限りです。

 

| | コメント (0)

2014年11月 2日 (日)

ジャパン・バード・フェスティバル2014(NO.761)

 平成26年11月1日、2日ジャパンバードフェスティバル2014が我孫子市で開かれました。会場は

・アビスタ

・手賀沼親水広場

・水の館

・鳥博広場

・鳥の博物館

・山階鳥類研究所です。

 巡回バス、路線バス、水上シャトルバス、レンタサイクルが利用できました。お天気がいいのでハイキングがてら歩いて回る人も多く見かけました。

 私は自転車でまずアビスタに行きました。

 案内所が公園入り口にありました。

Conv0001

 手賀沼公園では鳥の凧が貸し出され、多くの子供たちが凧揚げを楽しんでいました。

Conv0002

 2階ではバードペインティングをやっていました。

Conv0012

 写遊暈の写真展です。

Conv0003_2

 以前は水の館で大々的にやっていたバードカービングが、アビスタに場所を移してこじんまりと飾られていました。

Conv0004

Conv0005

 次に親水公園に回りました。こちらのほうが人出は多かった感じでした。水の館前の賑わいです。

Conv0006

Conv0007

 水の館の3階では全日本鳥フォトコンテストの作品が展示されていました。

Conv0008

鳥博広場も混雑していました。

Conv0009

 光学機器のお店です。

Conv0010

 親水公園で休んでいる人たちです。

Conv0011

 昨日は1日雨で寒かったため、今年のバード・フェスティバルはきょう1日に人が集まったようです。

| | コメント (0)

ビール類を飲む人はまた高い税金を納めることになる(NO.760)

 平成26年10月25日の読売新聞夕刊に「発泡酒と『第3』 統合 政府・与党方針 税額引き上げへ」という記事が出ていました。

 その内容は次の通りです。

 「政府・与党は、ビール類にかかる酒税を2015年度税制改革で見直し、『発泡酒』と『第3のビール』を統合したうえで税額を引き上げる方針を固めた。統合後は、発泡酒と第3の税額を段階的に同額にする意向で、小売価格はいずれも上がる可能性が高い。(中略)

 ビール類の税額は、原料となる麦芽に比率などによって異なる。現在は1缶(350ミリリットル)あたりでビールが77円、発泡酒は47円、第3が28円だ。

 ビール類の税収は酒税全体の3分の2を占める。政府・与党は将来的にはビール類全ての税額を統一したい考えだ。税収総額を変えずに3種をすべて統一すると、1缶当たりの税額は55円となる。」

 とんでもない話です。

 ビールの税率が他の酒類より高いため、そして国際的にも高いため、ビール会社は涙ぐましい努力をしてビールに替わる安い商品を開発してきたのです。それが「発泡酒」であり「新ジャンル商品(第3のビール)」なのです。これらは消費者にも支持され受け入れられました。ビールに似た飲み物が安く飲めるようになったのです。

 政府・与党はそんなことお構いなしに税収をあげようとしているのです。

 ビール製造5社で構成する「ビール酒造組合」と「発泡酒の税制を考える会」は、昨年9月に政府に対して「ビール・発泡酒・新ジャンル商品(第3のビール)の酒税に関する要望書」を出しています。その中でいろいろ数字をあげながら次のように述べています。

 「・『ビール』『発泡酒』『新ジャンル商品』の酒税は、他の酒類と比較して、極めて高くなっています。アルコール分1度1リットル当たりの酒税額を比較すると酒類間の不公平が明白であり、特にビールは他の酒類の4倍以上と群を抜いて高額です。

 ・醸造酒であるビールに対して、アルコール分1度あたりで、蒸留酒に比べ高い税率を課しているのは、主要諸国の中で日本だけです。欧米では、蒸留酒には高い税率、醸造酒であるビールやワインには低い税率が標準となっています。

 ・日本の酒税総額の約7割はビール・発泡酒・新ジャンル商品が占めます。ビール・発泡酒・新ジャンル商品の酒税を高額・高率で維持した結果、酒税の国税に占める割合は、日本が先進諸国の中で著しく高比率となっています。

 ・日本のビールの酒税額は国際的にみて極めて高くなっています。ドイツの17倍、アメリカの10倍となっています。日本のビールの小売価格に占める酒税の負担は、国際的にみても、非常に効率勝つ高額です。

 私たちは、ビール・発泡酒・新ジャンル商品(第3のビール)の酒税の大幅な減税を強く要望します

 国はこの要望を全く無視しています。ビール愛好家として憤慨に堪えません。

| | コメント (0)

« 2014年10月 | トップページ | 2014年12月 »