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2015年1月18日 (日)

阪神大震災から20年(NO.781)

 平成27年1月17日阪神大震災から20年たちました。

 18日の読売新聞に、神戸市の東遊園地の夜の鎮魂の写真が載っていました。 

 中央に「1.17」の明かりがともり、周りに大勢の人が集まっていました。東遊園地に隣接する神戸市役所の建物には、窓の明かりで「20」と「1.17」を描いていました。東遊園地の噴水広場には、東北大震災の「3.11」の明かりが小さくともっていました。

 昨年12月11日に神戸ルミナリエを見に行きましたが、東遊園地はルミナリエのフィナーレとなる豪華なイルミネーションが立っていた公園です。ルミナリエの素晴らしい灯と写真の鎮魂の明かりが、私の頭の中で重なり何とも言えぬ気持になりました。

 地震の発生した17日午前5時46分には何カ所かで鎮魂の鐘が鳴り、祈りが行われていました。

 ここで阪神大震災の概要を振り返ってみましょう。

・震源 淡路島北部

・規模マグニチュード 7.3

・死者数 6434人

・負傷者数 4万3792人

・全壊棟数 10万4906棟

・半壊棟数 14万4274棟

 20年前のこの日のことをよく覚えています。朝食をとっているとき、テレビに地震の発生と各地の震度が出ましたが、最初は震源地近くの震度がなかなかでませんでした。そのうち神戸や淡路島の様子が報告されるようになりました。

 私は当時3番目の就職先の消費者金融会社で研修を担当していました。被害の詳細は不明でしたが、大きな地震であることは間違いないと判断し、計画していたマネジメント研修の延期を決めました。講師の先生に連絡すると、兵庫県出身の先生は地震の重大さをまだ知らなかったため、延期をしぶったのを覚えています。

 17日の日記を見ると「死者1400人以上」「行方不明1000人以上」「けが4000人以上」「淡路島壊滅」などと書いています。被害の全貌がわかるには数か月かかったと思います。

 テレビでは燃え盛る神戸の街の様子が放送されました。初めて見る地震の恐ろしさでした。

 あれから20年です。昨年12月に神戸に行ったときは、完全に元に戻ったように見えました。しかし、最近のテレビで、いろいろなところにまだまだ傷跡が残っているということを知りました。改めて、ご家族や親しい方々をなくされた方に、深く哀悼の言葉をささげたいと思います。

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