若松地区に空き家や売れない家が増えてきた(NO.779)
平成16年夏から平成27年1月まで、週1回若松第2自治会地区をパトロールしています。
最近気づいたことは、空き家でほったらかしの家や土地、「売り家」「売り土地」の看板がかかった家や土地が増えてきました。
なかには新築して買主を長く募集したのに買い手がつかず販売活動をやめてしまった感じの新築家屋さえあります。
11年前にパトロールを始めたときにはなかった現象です。空いた家屋はすぐ新しい買主の手に渡り、建て直すことが多かったように思います。
若松はスーパーやドラッグストアなどが数軒あって買い物の便がよく、ファミリーレストランや小さい食べ物屋も多く、学校や病院も近く、駅までのバスの便も多く、自然にも恵まれとても住みやすいところたと思います。
それでも不動産がなかなか売れないのです。
こんな事態はなにも若松地区だけに限ったことではないかも知れません。おそらく日本のいたるところで見られていることでしょう。
私の田舎の愛媛県伊予市では、昔一番にぎわった商店街が、高齢化や後継者不足や郊外の大型店にお客を奪われたなどの事情で、シャッター通りになってしまいました。
総務省統計局の推計では、現在1億2760万人の日本の人口は、30年後は1億220万、50年後は8140万、90年後は4610万人となっています。
私の年代では心配しても仕方ありませんが、若い人たちは日本をどうするのでしょうか。
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