今こそサッカー日本代表の監督は日本人にすべき(NO.786)
平成27年2月3日、サッカー日本代表のアギーレ監督が日本サッカー協会から解任されました。
スペイン1部リーグのサラゴサの監督時代に、1部リーグに残留するため、レバンテに資金を渡し、レバンテに勝って1部リーグに残留したという八百長疑惑について、スペイン検察当局により追訴が裁判所に受理されたためです。
有罪と決まったわけではありませんが、追訴が受理されると本格的な捜査が始まり、事情聴取などで不在となり、代表の活動に影響が出ることが予想されます。そのリスクを避けるためとのことでした。
日本サッカー協会は後任人事に着手しました。「3月27日に行われるチュニジアとの親善試合に間に合わせることを目指すが、関係者は難航も覚悟している」と読売新聞に報道されていました。
私はこの際ぜひ日本人監督を選んでほしいと思っています。今がそのチャンスです。
2014年のワールドカップブラジル大会では、ザッケローニ監督の下で戦いましたが、リーグ予選で敗退しました。ところが2010年の南アフリカ大会では予選リーグに勝ちベスト16になっています。この時の監督は岡田監督でした。
日本のサッカー界は今までにヨーロッパのリーグに多くの選手を派遣してきました。国際感覚や一流のサッカー技術を身に着けた日本人の指導者はいるはずです。何も高いお金を払って、通訳や住宅なども用意して、外国人の監督を雇う必要はないと思っています。
プロ野球の侍ジャパンは、王監督、原監督、山本監督のもとで、3回のWBCに2度の優勝と3位の成績を残しています。プロ野球のチームの監督も外国人はいなくなりました。
ラグビー日本代表はエディー・ジョーンズという名ヘッドコーチによって画期的な進化をしました。世界9位にランクされています。エディー・ジョーンズはオーストラリア人ですが母親は日系アメリカ人で、奥さんは日本人です。日本チームに「Japan Way」の戦い方を植え付けました。指導者としての歩みも日本が最初です。
松山南高校の同級生で、大商大の監督となり、関西学生サッカーリーグで2部だった大商大を、全国大会5連覇を果たすようなチームに育てたサッカー界の大御所のU氏も、全日本サッカー代表の監督は日本人にすべきと言っています。
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