東京鐵骨橋梁の社史を読む(NO.788)
平成27年2月11日若松在住のT氏から、小冊子「東京鐵骨橋梁100年の歩み」とWEBサイトのコピー「創業100周年記念特設サイト 株式会社東京鐵骨橋梁 第10回現在・過去・未来」をいただきました。
私が若松に越したとき、近くに7階建て105戸の1棟のマンションが建っていました。若松は1戸建ての家がほとんどですが、この建物はあたりを睥睨するように立っていました。
それがマンションでなく東京鐵骨橋梁の社宅だと聞き、東京鐵骨橋梁とはどんな会社だろうと思ったものです。T氏は東京鐵骨橋梁の社員ですが、この社宅ではなく、若松の近くの1戸建てに住んでいます。
この2種類の資料を読んで、そんなに大きい会社ではないものの、東京鐵骨橋梁という会社の素晴らしさと、自分の不勉強を知りました。
同社は1914年現清水建設の1部門として発足しました。その後独立して株式会社東京鐵骨橋梁となり、日本の高度成長に合わせて、建造物の鐵骨製作や橋梁の建造にかかわっています。
私が特に注目したのは本州と私の故郷四国にかかる橋です。本州と四国には、ルートが3つあります。淡路島を経由する明石海峡大橋と大鳴門橋ルート、瀬戸大橋ルート、しまなみ海道ルートです。
私はすべてのルートを渡った経験があります。瀬戸大橋ルートとしまなみ海道ルートは何度もわたっています。しまなみ海道は、バスでも渡りましたが、2度歩いて渡りました。
3つのルートを合わせると、橋の数は19あります。吊り橋や斜張橋やアーチ橋など、世界に誇る橋が集まっています。明石海峡大橋は橋桁管の長さが世界一です。東京鐵骨橋梁は19の橋のうち、11の橋の建設にかかわっています。そんなことから大変身近な会社に感じるようになりました。
100年もの長い間、日本国土の建設にかかわったことは素晴らしいことと思います。
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