2015年交流戦が始まる(NO.818)
平成27年5月26日から2015年のプロ野球交流戦が始まります。
昨年は1球団が他のリーグの6球団と4試合ずつ、合計24試合を戦う方式でしたが、今年は6球団と3試合ずつ、合計18試合を行う方式に変わりました。
4試合ずつの場合は2試合ホームとアウェーの組み合わせが可能でしたが、3試合の場合は相手によってホームだけとかアウェーだけの3連戦になります。ただホームゲームは各チームとも9試合ずつ割り当てられます。
昨年の交流戦は2連戦だったため、ペナントレースと戦い方が変わりましたが、今年は3連戦なのでペナントレースと同じような投手起用が可能となります。そして交流戦の比重がリーグでのペナントレースの中で軽くなりました。
昨年までは12球団の中で交流戦の優勝チームが決まりましたが、今年はリーグ対抗の色合いを強め、6球団の合計勝利数で上回ったリーグの勝率1位の球団に賞金1千万円が贈られることになりました。また交流戦で勝ち越したリーグは、秋のドラフト会議でウェーバー順の氏名優先権を獲得します。
従来交流戦はパリーグ優勢でした。これは指名打者制が定着してチーム力が上がったせいと思います。果たして今年はどんな結果が出るのでしょうか。
交流戦が始まる時点では、ペナントレースはパリーグが日本ハム、ソフトバンク、西武が2ゲーム差で争っています。ロッテ、楽天、オリックスは負け数のほうが多く、特に優勝候補の1つだったオリックスが借金13で最下位と苦戦しています。
一方セリーグはDeNAと巨人が2ゲーム差で争っており、中日、ヤクルト、阪神、広島は負け数が上回っており、特に広島が最下位で苦戦しています。
昨年は交流戦で好成績を残した巨人とソフトバンクがそのあとのペナントレースを優位に戦い優勝しました。今年は果たしてどうなるでしょうか。
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