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2015年6月20日 (土)

2015年交流戦の結果(NO.825)

 平成27年6月16日、プロ野球の交流戦が終わりました。

 今年はパリーグ61勝、セリーグ44勝、3分けで、パリーグは過去最高の勝率を記録しました。

 1位はソフトバンクで1500万円を獲得しました。以下5位まではパのチーム、セは阪神が6位になっただけです。

 交流戦は2005年に始まりましたが、セリーグが勝ち越した年は2009年のみで、対戦成績はパリーグの10勝1敗です。通算成績ではパの865勝、セの774勝、引き分け53となりました。

 1位になったのは巨人の2回を除くと、あとはすべてパのチームになっています。

 アメリカのメジャーリーグでは、交流戦のお手本になったインターリーグが1997年より行われています。

 アメリカンリーグが勝ち越した年は14回、ナショナルリーグが勝ち越した年は4回です。昨年までの通算成績はア・リーグが2375勝、ナ・リーグが2143勝となっています。日本ではパ・リーグ、アメリカではア・リーグの圧勝という感じです。

 以下は私の推測ですが、このような結果になっているのは、ともに指名打者制を採用しているリーグが勝っているのではないかということです。

 指名打者制ではピッチャーは打席に立たず投げるだけ、代わりに打つだけの指名打者が打席に立つのです。

 アメリカではアメリカンリーグで1973年から採用されました。日本では同じように観客動員数の少なかったパシフィックリーグで1975年より採用されました。

 指名打者制では次のようなメリットがあります。

・負けているチームのピッチャーが、ピンチヒッターに替えられることがないため、ピッチャーの完投能力が増える。

・野手が一人多く試合に出られるため、野手の能力も増す。

・指名打者制がない場合、試合の終盤では勝っているチームのピッチャーはただ打席に立つだけということがあり、試合の緊張感、面白さが途絶える。

 指名打者制は、長く採用すればするだけチーム力を増しているのではないでしょうか。

 

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