今回も高校野球東北地区の優勝はお預けとなった(NO.839)
平成27年8月20日、第97回全国高校野球選手権大会は甲子園球場で決勝戦が行われ、神奈川県代表の東海大相模が宮城県代表の仙台育英を10対6で破り、45年ぶり2回目の優勝を果たしました。
1970年の1回目の優勝は巨人の原監督のお父さんの原貢監督がPL学園を同じスコアの10対6で破ったものです。
26年ぶりに決勝戦まで勝ち進んだ仙台育英はまたも涙を呑むことになりました。
今年は全国高校野球選手権大会が発足してから100年目の記念すべき年です。この100年間東北地区の代表校は春夏合わせて1度も優勝していません。今年こそは仙台育英に優勝させてやりたいと応援したのですが残念な結果となりました。
東北地区が優勝する最初のチャンスは実は第1回大会にありました。1915年秋田中学が京都二中に敗れ最初の栄誉を逃しました。ただこのときは全国大会の豊中球場に出場したのは10校しかありませんでした。
2回目のチャンスは1969年(昭和44年)の第51回大会でした。伝説となった愛媛県代表の松山商業と青森県代表の三沢高校が18回を戦い0対0の引き分け再試合となった1戦です。
三沢高校の投手は初代アイドル選手ともいえる太田幸司、松山商業は井上明投手でした。見事な投げ合いでした。
翌日の再試合では4対2で松山商業が勝ち東北地区の優勝は実現しませんでした。
しかし最近では東北6県の野球は強くなっています。近いうちに優勝することは間違いないでしょう。
プロ野球では一昨年仙台の楽天が日本一になりました。東日本大震災からの復興を後押しするためにも、なるべく早く東北地区から高校野球日本一が生まれること願ってやみません。
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