大野耕一さんから8冊目の本をいただく(NO.847)
平成27年9月17日友人の大野耕一さんから手作りの本をいただきました。「湘南暮し」と題する美しい本です。
大野さんは今まで8冊の本を出しました。原稿書き、PCへの入力、印刷、装丁、製本をすべて手作りします。
私も大野さんにならって3冊手作りしましたが、手間と時間が結構かかりました。出版社に依頼すると費用が掛かります。手作りだと費用が掛からないうえに、作っていく楽しみが味わえます。大野さんも「完成した時の喜びや感激は一入りです」と述べていました。
大野さんの8冊の本です。
1. オーストリア、音楽の旅 平成5年8月
2. イタリア、こころの旅 平成8年5月
3. フランス、美術の旅 平成10年10月
4. ドイツ、再び音楽の旅 平成13年8月
5. スイス、大自然の旅 平成16年7月
6. 下町育ち 平成23年4月
7. 句集 端棒 大野耕一 平成24年10月
枇杷の花 大野明子
8. 湘南暮し 平成27年10月
最初の5冊はタイトルからわかるように奥様との旅行記です。それぞれ目的を持ってツアーを選んでいます。7冊目は本人と奥様の俳句集。6冊目と8冊目はエッセイを集めたものです。
大野さんの本は、私のつたない本と比べると、まるでプロが作ったように見事に仕上がっています。しかも1冊ごとに進化がうかがえます。内容や装丁が冊数を重ねるごとに洗練されたものになり、写真やスケッチや俳句が見事にに挿入されています。
大野さんから頂いたお手紙には次のようにつづられていました。
「私はこの8月に満80歳になり、傘寿を迎えました。これを機に、自分史の後編『湘南暮し』を上梓しました。前篇の『下町育ち』は、生まれ故郷の東京都中央区湊町での生活を中心に編集しましたが、本編では、大磯・平塚など湘南に移り住んでからの、主として趣味の世界を描写しました。
自分史と言っても、いつ生まれて、何歳の時に何をしたというものでなく、人生経験の中のいくつかのエピソードをエッセイ風に綴り、それに俳句を添えて、『自分史的俳句集』としてまとめたものです。」
これからも大野さんのご活躍をお祈りいたします。
なお大野さんのホームペジです。
http://homepage3.nifty.com/k-ohno/
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