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2015年10月 6日 (火)

24時間・365日、我孫子で安心して暮らすために(NO.850)

 平成27年10月3日けやきプラザのふれあいホールで「第30回高齢社会への対応を探る」の講演会が行われました。今年のテーマは「24時間・365日、我孫子で安心して暮らすために~市民と行政の力を一つに~」でした。

 今年度から介護保険制度が変わりました。日本は世界に類を見ないスピードで少子高齢化社会に突入しています。ほとんどの地方自治体で人口の減少が始まっています。

 我孫子市でも今年の3月1日の時点で、人口13万5千人に対して、65歳以上の人口は3万6600人で、高齢化率は27.5%です。

 急速な高齢化の進展に伴い、高齢者の独り暮らしや夫婦のもの世帯、認知症高齢者が増加することが予想され、これまで以上に社会全体で高齢者を支援していく必要があります。

 今回の後援会はそんな背景をもとに企画されたものと思われました。主催は我孫子市、企画運営は高齢社会への対応を探る会です。

 参加者は半数以下でちょっと寂しい講演会でした。

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 講演に先立ち、高齢社会への対応を探る会の5人のメンバーから「市民の思いと提案」が出されました。

 講演は3つ用意されていました。

① 「地域包括ケアシステムへの取り組みと市民への期待」 我孫子市高齢者支援課課長 森和枝氏

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 行政や民間業者だけでなく市民やお隣さんによる見守りも大切というお話でした。

② 「我孫子市の在宅医療と多職種の連携」 我孫子市在宅医療介護連携推進協議会会長 佐藤内科医院院長 佐藤昭宏氏

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 連携の必要性を強調されましたが、具体的にどうなるということはまだのようでした。

③ 「新制度のこれからと市民の力~最期まで我孫子で暮らすために~」 淑徳大学総合福祉学部社会福祉課教授 結城康博氏

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 最後に間違わない介護施設選びの6か条というお話がありました。

 今回の講演会の全体の印象として、我孫子市も医師会もどう取り組むかまだ明確なプランができていないように感じられました。

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