国立演芸場2月中席を楽しむ(NO.888)
平成28年1月17日、ミニあけぼの会で国立演芸場の2月中席に行きました。
ミニあけぼの会は、あけぼの会が高齢化のため昨年で解散したのですが、会長の家田さんの熱意でとりあえず続けていくことになったのです。頭に「ミニ」がつき、年会費は不要で元会員も非会員も参加費は同じになりました。参加者は18名でした。
国立演芸場の前で撮った写真です。
国立演芸場の2月中席は大喜利鹿芝居があるため例年混雑します。「鹿芝居」とは「噺家の芝居」から「鹿芝居」となったのだそうです。
鹿芝居の前に馬生一門による落語と漫才がありました。
落語は金原亭馬久、金原亭馬玉、蝶花楼馬楽、林家正雀、金原亭馬生の競演、漫才は噺家の金原亭世之介と古今亭菊春の珍しいコンビで手品を交えた漫才らしきものでした。
耳が遠くなったため落語は苦手なのですが、補聴器の美聴だんらんを使って何とか楽しめました。
大喜利鹿芝居「品川心中噂達引」は江戸の宿場町品川の遊郭を舞台としたお話で、売れなくなった女郎と貸本屋の客を中心とした落語「品川心中」をもとに竹の家すゞめが脚本を書き、当日出演した噺家と日替わり出演の噺家が総出演の舞台でした。大変楽しいお芝居になっていました。
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