平成28年3月13日民謡愛友会の40周年記念の発表会が湖北公民館で開催されました。本来なら昨年が40周年記念だったのですが、会場が取れなかったので今年開催したのです。
愛友会は91歳の中野次男顧問が41年前に会長となって立ち上げた民謡の会で、我孫子市の民謡の会でも最も歴史の古い民謡愛好会の1つです。
師匠となる会主を設けず、会員がそれぞれ自分で練習して月2回の会の集まりで唄うという大変自由な集まりです。会主がいないため月謝はなく、月1000円の会費で運営しています。
ただ、三味線、尺八、太鼓の伴奏者にはプロ級の実力を持っている人が多いため、全国のほとんどの民謡を好きに唄うことができます。
当日になって多少の変更がありましたが、40周年発表会のプログラムです。
多くの会員が2曲ずつ唄いました。
我孫子市の民謡民舞の会の中から、宜聳会、紀楊美会、星謡会、孝人会、花とみ会、和歌緒会から応援出演をいただきました。
当日は曇り空の冬を思わせるような寒い日で、予想していた通り観客の集まりは思わしくありませんでした。
しかし集まってくださった観客は皆さん民謡好き、唄うほうも唄うことが何よりも好きな仲間で、観客の多い少ないは気にしていませんでした。
愛友会の集まりは月2回なのですが、大会前は4週連続で練習しました。その成果が出て皆さんとても上手に唄うことができました。
愛友会会員の写真の一部です。
応援出演の方々です。踊りもありました。
私は午前中の司会と午後の出番を終わって着替えてから写真を撮り始めたので、偏った写真になってしまいました。
最後は会主コーナーで、応援いただいた会主が唄ってくれました。
三味線の曲弾もありました。
おおとりは愛友会の米谷会長が山形木挽唄を唄って締めました。
会の終了後、観客や応援出演の方にプログラムの途中で引いていただいた抽選券の当選番号を発表し、全員に景品を配りました。
打ち上げは湖北駅近くの安良居で応援の方も一緒に行いました。
40周年大会は会員の一人の方より20万円の寄付があり、また大会役員の献身的な努力によって素晴らしい大会となりました。
昼食のお弁当の一部が行方不明となって一部の方が食べ損なうというハプニングはありましたが、皆さん達成感を味わった一日でした。
大会会長、実行委員長、副実行委員長はじめ役員の皆様ありがとうございました。
会員の高齢化のため45周年大会が開けるかどうかはわかりませんが、できる限り永く民謡を続けたいと願っています。
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