熊本地方に大地震発生(NO.908)
平成28年4月14日午後9時26分、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、益城町で震度7を観測しました。死者は9人が確認されました。
そして16日午前1時25分、熊本県を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し熊本市や南阿蘇村、菊池市で震度6強を観測しました。
気象庁の見解では、14日夜のマグニチュード6.5の地震は「前震」で16日の深夜の地震が「本震」とみられると発表しました。
その後も大小の余震が続き、18日の朝までに震度1以上の地震が500回を超えています。死者は合わせて42人となりました。
読売新聞の18日の朝刊に地震被害状況が出ていました。
・最大震度 7
・死者 42人
・安否不明者 7人
・負傷者 1101人
・避難 11万2029人
・建物損壊 2796棟(全壊 401棟)
・交通被害
-九州新幹線 運転見合わせ
-九州自動車道 一部区間通行止め
-熊本空港ビル 閉鎖
・その他
-停電 3万8900戸
-断水 27万2204戸
-ガス供給停止 10万5000戸
この地震の原因は断層帯が動いたためで、日奈久断層帯と布田川断層帯の一部が動いたとみなされています。震源は熊本県から大分県に移動しています。
私たち夫婦は4月7日から10日まで雲仙、長崎、北九州に旅行していました。今回の地震のちょうど1週間前です。雲仙は熊本県とは島原湾を隔てた40キロ弱のところにあります。
もしツアーが1週間遅かったらおそらくかなり恐ろしい経験をしたことでしょう。ツアーのその後も無事に進んだかどうか疑問です。被災された方には申し訳ありませんが、私たちはラッキーだったと言えます。
25年前の雲仙普賢岳の大噴火の時も、1991年5月15日に島原市にツアーで行っていました。ところが約半月後の6月3日にあの大火砕流が島原を襲ったのです。この時もラッキーでした。
今回大きな被害を受けている熊本城には2年前にツアーで行きました。あの見事な石垣と屋根瓦が無残に壊れたのはほんとうに残念です。
今回亡くなられた方、そのご家族にお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。
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