軍艦島、ハウステンボス、姫路城ツアー その1(NO.903)
平成28年4月7日から10日まで阪急交通社のトラピックス「阪九フェリー新造船利用 煌めくハウステンボスと軍艦島・姫路城 4日間」というツアーに妻と参加しました。
その旅行記を5回に分けて書いてみます。
第1日 4月7日(木) 雨
このツアーは羽田空港11時40分という「ゆっくり出発」が魅力で、世界遺産を3か所まわります。
最近のツアーは、遠くて面倒な航空機を避けて、近くて気楽な新幹線利用を選ぶようにしているのですが、このツアーは航空機を利用するしかありません。
航空機利用が旅の初日を悩ませることになりました。
低気圧が日本海側を通ったため日本は全国的に雨、その低気圧に猛烈な南風が吹き込みました。特に九州地方は午前中大荒れ、JAL609便の向かう長崎は最大瞬間風速30メートルに近い風が吹いたとのことです。
予報が心配だったので朝6時過ぎにネットで「JAL609」とインプットして検索しました。すると「欠航」と出ていました。
あわてて出発当日の緊急連絡先に電話しました。ところが「JALのHPではその便は欠航になってはいません。予定通りおいでください」との返事でした。
JALのHPを見たところ、午前中の2便は欠航になっていましたが、確かに609便は通常通りでした。
9時10分早めに家を出て、東京-川崎ラインと京急を利用し11時に羽田に着きました。
添乗員の伊藤さんの話では、「羽田は12時半に出ますが、長崎空港の天候次第で福岡空港か中部国際空港に着陸するかもしれません。本日中に長崎に行けないときはツアーは中止になるかもしれません」とのことでした。
幸いJAL609便は予定通り出発しました。午前中の2つの便が欠航となったため機内は満席でした。
着陸の前にかなり揺れ、ソフトランディングとはいきませんでしたが、無事に長崎空港に着くことができました。
長崎空港は雨こそ降っていましたが、風はすっかりおさまっていました。朝見たネットのでたらめ情報はいったい誰が出したのでしょうか。
長崎空港は初めてです。1975年世界初の海上空港として大村湾の箕島に作られました。
そのため橋を渡って大村市に入ります。
今回のツアー参加者は39名、いつも私たちが参加するツアーよりは若い人たちが目につきました。
雲仙温泉の富貴屋ホテルには16時半に到着しました。ホテルの裏は雲仙地獄につながっていました。
温泉で、飛行機の飛ぶか飛ばないか騒動の気疲れを癒した後、和食の「湯けむり膳」をいただきました。おいしい料理ばかりでした。
飲み物はビールと九州名物麦焼酎をオーダーしました。
今日は本当に「ラッキーの一言」でした。明日からの旅が楽しみです。
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