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2016年6月25日 (土)

イギリスがEU離脱(NO.925)

 平成28年6月24日イギリスの国民投票でEUに残留するか離脱すべきかが問われ、離脱支持が過半数に達しました。残留を訴えてきたキャメロン英首相は10月までに辞任する意向を示しました。

 国民投票の結果は離脱が1741万742票(51.9%)、残留が1614万1241票(48.1%)でした。これを受けて日経平均株価は1286円安の14952円まで下落、円相場は1ドル103円と1円38銭の円高となりました。一時は99円台まで円が上がりました。

 イギリスのEU離脱は世界経済に計り知れない影響を与えることになります。

 EUにとってはデンマークやオランダなどEUに不審を抱いている国に国民投票の機会を与えかね、離脱ドミノを招く恐れがあります。

 イギリスにとっては深刻な経済不振やスコットランド独立の再燃が懸念されます。

 イギリス国民がEU離脱を選んだのは、東ヨーロッパなどのEUからの移民が急増し、英国民の雇用や福祉を脅かしているとの主張が、繁栄に取り残されている地方の低所得者層や高齢者に浸透したためと言われています。

 スコットランドはスコッチウィスキーに代表される産業がEUと結びついており、残留を強く望みました。再度イギリスからの独立を問う国民投票が行われれば独立票が多くなりそうです。

 今回のイギリスのEU離脱は、世界、EU,イギリスのどれにとっても賢明な選択であったとは言えません。

 日本はこの影響をできるだけ小さくするように国を挙げて努力する必要があると思います。

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2016年6月22日 (水)

千葉ヤクルト販売が盲導犬寄贈活動を再開(NO.924)

 昨年5月に「盲導犬利用者が減っている」というブログを書きました。

 千葉ヤクルト販売は平成12年以来毎年盲導犬2頭分の育成資金を寄付してきましたが、新規での盲導犬利用者が減ったため、8頭分の助成金が実を結ばないままになっていました。千葉県視覚障害者福祉協会から盲導犬に対する支援をいったん中止してほしいとの手紙が届いたのです。

 ところがその後の啓発活動が実を結び、昨年4頭の盲導犬がデビューでき、さらに2頭がユーザーとともに訓練を受けています。

 そこでヤクルトは盲導犬寄贈の支援活動を再開したのです。

 ヤクルトから配られたチラシに千葉県視覚障害者福祉協会会長からの以下のごあいさつが載っていました。

 「千葉県視覚障害者福祉協会では、平成12年度より26年度までヤクルトグループのご支援により千葉県を通じて31頭分の盲導犬給付のための資金をお預かりしました。昨年度は、視覚障害者の高齢化もすすんで、新規で盲導犬を希望する方が減少し、すでに盲導犬を使用しているユーザーの方にも体力的な問題で訓練が受けられないという理由で2頭目以降の盲導犬を断念するケースが増えてきたため、一旦ご支援を休止していただきました。

 その後、さまざまな啓発活動の結果、27年度は4名のユーザーのために「ジョバンニ」「アーニャ」「アナベル」「ジュライ」が盲導犬としてデビューいたしました。28年度もすでにお二人のユーザーが盲導犬とともに訓練を始めております。こうした状況を踏まえてヤクルトグループ様より今年度、福祉ヤクルト活動を再開していただけるとの申し出をいただきまして、皆様には感謝の言葉もございません。

 ヤクルトグループのお客様、社員の皆様には、視覚障害者の社会参加のため、変わらぬご支援をお願い申しあげます。」

 やはり盲導犬は必要な人には欠かせない家族なのでしょう。我が家では毎日2人でヤクルトを飲んでいるので、毎日2円ずつお手伝いしていることになります。

 チラシには盲導犬は1歳から基本訓練、誘導訓練を経て3回のテスト。合格したら視覚障害者との共同訓練。盲導犬としては約8年活躍し、10歳で引退と書いてありました。

 我孫子ではあまり盲導犬にはお目にかかれませんが、盲導犬に会ったら以前より親しみが一層湧くような気がいたします。

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2016年6月21日 (火)

2016セ・パ交流戦が終わった(NO.923)

 平成26年6月20日今年のプロ野球セ・パ交流戦が終わりました。

 パリーグ60勝、セリーグ57勝、1分け、私の予想通りパリーグの圧勝となりました。

 勝ち越したチームは、ソフトバンク、ロッテ、広島、楽天、日本ハムでセリーグは広島だけでした。

 交流戦は2005年に始まりました。以後パリーグの11勝1敗とパリーグの圧倒的な成績です。12年間の合計は、パリーグ925勝、セリーグ821勝、45引き分けです。

 今年の交流戦の打撃成績は上位3人はパリーグ、ベストテンはパリーグ7人、セリーグは3人です。投手成績は防御率上位2人はパリーグ、ベスト11人にはパリーグ6人、セリーグ5人となっています。11人となったのは10位に2人入っているためです。

 なぜこれほどセ・パの差がついたのか。私の独断ですがパリーグが指名打者制をとっているのに対し、セリーグは指名打者制を採用していないからです。

 読売新聞には「セ完敗 投手の差」と出ていましたが、指名打者制については触れていませんでした。読売新聞はセ・リーグのジャイアンツのオーナー、指名打者制のためだとは口が裂けても言えないのでしょう。

 米大リーグの交流戦でも、指名打者制を採用しているアメリカンリーグが指名打者制を採用していないナショナルリーグに対して、1997年以来2015年まで年度ごとには、15勝4敗、合計試合では、2566勝2299敗と圧勝しています。

 なぜなのか。指名打者制は投手と野手両方を育てるからです。

 指名打者制ではピッチャーは打席に立ちません。打つのは野手8人と指名打者の9人です。指名打者制がないセリーグやナショナルリーグでは、チームが負けている場合、試合後半になると投手の代りにピンチヒッターが出てくることが多くなります。そのため投手の完投能力が抑えられます。

 一方野手のほうは1人打席に立つ選手が増えることになり、実戦経験の場が多くなって野手の育成が促進されます。選手は実戦に出なければ育ちません。

 ドラフト制度がある限り、入団してくる選手の資質の差はチームごとに差はあっても、リーグ全体で見ればほとんど変わらないはずです。

 しかし実践の経験を積み重ねることによって、選手の成長度合いに差が出てくるのです。セ・リーグが指名打者制をとらない限り、パリーグ優位の状態は変わらないでしょう。アメリカ大リーグでもアメリカンリーグが勝ち続けると思います。

 国際試合は今やすべて指名打者制です。国内でも高校野球や一部の大学野球を除くと指名打者制が当たり前となっています。そのほうが面白いからです。

 セ・リーグも過去のしがらみを捨てて指名打者制を採用すべきです。

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2016年6月17日 (金)

イチローが日米通算4257安打(NO.922)

 平成28年6月15日(日本時間16日)、米大リーグマイアミマーリンズのイチロー(本名鈴木一朗)が米カリフォルニア州サンディエゴで行われたパドレス戦で2安打を放ち、日米通算4257安打として、ピート・ローズの持つ大リーグ最多記録を超えました。

 イチローは日本のオリックス時代に1278本、アメリカで2979本の安打を放っています。次に狙うのはアメリカでの3000本安打です。あと21本です。

 日米通算ということで、ピートローズは「日本が大リーグと同じレベルにあるとは思えない」と否定的な発言をしていますが、歴代3位の記録を持つハンクアーロンやニューヨークタイムスなどは称賛を送っています。

 なおピートローズは野球賭博疑惑が発覚し米大リーグ機構から永久追放処分を受けています。

 イチローは1992年に愛工大名電高からドラフト4位でオリックスに入団、2000年まで7年連続でパ・リーグ首位打者のタイトルを獲得しました。

 2001年シアトルマリナーズに移籍、新人王と首位打者とMVPを獲得しました。

 マリナーズ時代には、2001年から2010年までは10年連続200安打以上、2004年には年間262安打の最多安打記録を持っています。この年は2度目の首位打者でした。

 2012年の途中からヤンキース、2015年にはマーリンズに移籍しました。ヤンキース、マーリンズでは出場機会が減りましたが、現在42歳、まだまだ現役は続けられます。50歳までやってもらいたいと思っています。

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2016年6月16日 (木)

舛添東京都知事が辞任(NO.921)

 平成28年6月15日東京都の舛添要一知事は都議会議長に辞職願を提出し、都議会は全会一致で辞職に同意しました。舛添知事は就任から2年4か月で都庁を去ることになりました。

 舛添知事は高額な海外出張費、公用車を使っての湯河原の別荘通い、政治資金を使った家族旅行や美術品の大量購入などの公私混同に批判が集まりました。

 きっかけとなったのは週刊文春に載った都庁関係者からの内部告発でした。ところがその後次々と問題が発生しました。

 舛添氏は元検事の弁護士に調査を依頼し、6月6日に「政治資金の私的流用について不適切だが違法性はない」との調査結果を公表しました。

 しかしその結果はますます都議会や都民に不信感を抱かせました。6月13日には都議会は1問1答形式の集中審議で知事に質問しましたが、議員を納得させられる返答がありませんでした。

 都議会では野党を中心に不信任案提出の動きがあり、与党の自民、公明両党も参院選への影響などを考慮して不信任案に提出に同意することになりました。舛添知事は不信任案が提出される前に辞職願を提出したのです。

 舛添知事は、リオ オリンピックとパラリンピックの閉会式に出席して、リオ市長から大会旗を引き継ぎ世界に向けて東京をアピールすることにこだわり、9月まで知事を続けさせてほしいと訴えましたが、許されませんでした。

 自分が蒔いた種です。もっと早く辞めるべきだったという声が多く聞かれました。

 これで東京都知事は猪瀬知事に続いて金の問題で任期途中で2人の知事が辞めることになりました。石原知事は金に絡む原因ではありませんが、やはり途中でやめています。

 今度はクリーンでしっかり仕事のできる知事を選んでほしいと思います。新しい知事には東京オリンピックを成功させる大役があります。

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2016年6月11日 (土)

ウィンドウズ10への自動更新拒否の後遺症に悩まされる(NO.920)

 平成28年6月3日に「強引なWindows10へのアップグレードを拒否」というブログを書きましたが、この自動アップグレードには多くの人が悩まされているようです。

 我孫子在住の知人は奥様が最初に自動更新の被害に遭い、そのあと本人に自動更新の画面が出て、ご本人はそのまま10に替えたとのことでした。

 6月11日の読売新聞には「ウィンドウズ10『勝手に更新』苦情 問い合わせ対応 MS、人員4倍に」という記事が出ていました。

 私の場合は10から7に戻しましたが、これが完全には元に戻らなかったのです。

 1つは画面の下に出ていた出ていた言語バーが消えてしまったことです。言語バーを出そうとして右クリックしてもツールバーのメニューからも消えていました。 ヘルプ画面を見てその指示通りにしても修復できませんでした。

 ネットで調べて何とか戻すことができましたが、3時間ほどかかりました。

 2つ目は文字変換が以前のように簡単にできなくなったことです。ただこの問題は言語バーを修復すると同時になくなりました。

 私のように10へのアップグレードを拒否して7に戻した人には同じような目に遭っていることと思います。自動アップグレードの後遺症と言えます。とんでもないことです。

 

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2016年6月 8日 (水)

大河ドラマの再放送にはまる(NO.919)

 今、大河ドラマ「武田信玄」の再放送にはまっています。

 「武田信玄」は1988年にNHK総合テレビで中井貴一の主演で放送されました。

 現在はNHKBSプレミアムで日曜日の正午から再放送されています。

 2014年3月からは「独眼竜正宗」がNHKBSプレミアムで50回にわたって再放送されました。

 このドラマは1987年の大河ドラマで伊達正宗には渡辺謙が扮しました。

 2014年10月からは「坂の上の雲」がNHKBSプレミアムで26回再放送されました。

 このドラマは2009年から2011年にわたって合計13回各1時間半のスペシャル大河ドラマでした。再放送は1回45分に分割して放送されました。主演の秋山真之は本木雅弘が、秋山好古は阿部寛が、正岡子規は香川照之が演じました。

 大河ドラマではないのですが、2015年から「大地の子」がNHKBSプレミアムで11回再放送されました。

 このドラマは1995年にNHK総合テレビ放送されたもので主演は上川隆也が演じました。

 「坂の上の雲」を除いては初放送の時は全巻は見ていません。再放送ではすべて録画してじっくり見ることができました。

 今後も大河ドラマの再放送はぜひ続けてほしいと思っています。

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2016年6月 7日 (火)

朝ドラにはまる(NO.918)

 毎朝、朝ドラ「とと姉ちゃん」を楽しみに見ています。

 「マッサン」以前は朝のこの時間はラジオで語学番組を聞いていたのですが、「マッサン」のころから語学番組を聞くことをやめました。中国語、イタリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語を5つの番組でしたが、体調を崩したのと、年のせいかいくら聞いても上達しなかったからです。

 「マッサン」、「あさが来た」は毎朝欠かさず見ていました。

 「まれ」は最初は見ていたのですが、途中で見るのをやめました。どうも現代ものはついていけない感じです。

 「とと姉ちゃん」も含めて3本は現代ものではなく、時代をさかのぼったものでした。

 それにこの3本にはそれぞれ実在のモデルがいます。やはりまったく架空のものより、モデルがいたお話のほうが、脚本がしっかりしており、正直面白い筋立てになっています。

 「マッサン」のモデルはニッカウィスキーの創業者の竹鶴政孝とリタ夫妻、「あさが来た」のモデルは銀行、生命保険、女子大学を作った広岡浅子、「とと姉ちゃん」のモデルは暮しの手帳を創刊した大橋鎮子です。

 「とと姉ちゃん」の話がどう展開していくか楽しみです。

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2016年6月 3日 (金)

強引なWindows10へのアップグレードを拒否(NO.917)

 平成28年6月2日、PCを使用中画面が突然変わり、「Windows10を構成しています」というメッセージが出ました。

 私はWindows7(以下7とします)を使用しており、特に不便は感じていません。

 今までもWindows10(以下10とします)へ無償でアップグレードできますというメッセージが何度も出てきましたが、無視していました。そのメッセージにつられて10に替えたところ、プリンターが使えなくなったので元に戻した人の話を聞いていたこともあります。

 7に追加したアプリケーションプログラムもあります。10に替えたら、それらのアプリケーションプロフラムが使えなくなる可能性もあります。

 ところがマイクロソフトが勝手に10を入れ始めたのです。最初のメッセージが終わると、再起動したあと「Windowsをアップグレードしています」というメッセージが出て100%終了するまでに1時間以上かかりました。

 最後に10を使うかどうか聞いてきたので、拒否を2回押しました。2度と無償でアップグレードする機会はないと脅迫めいたメッセージが出ていましたが、使う気はないので拒否したわけです。

 自動的に7に戻されましたが、1時間30分以上の時間の無駄でした。

 なぜこれほどまでにしてマイクロソフト社は10に変えようとするのでしょうか。それほど10はWindows使用者にとってメリットがあるのでしょうか。マイクロソフトの強引さと無神経さに無性に腹が立ちました。

 WindowsXPからWindows7に変えざるを得なかったとき、メールソフトがアウトルックエクスプレスからライブメールに変わりました。ライブメールの使いにくさを嫌ってアウトルックに替えたのですが、アウトルックエクスプレスの使いやすさにはかないません。マイクロソフトには振り回されっぱなしです。

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