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2016年6月22日 (水)

千葉ヤクルト販売が盲導犬寄贈活動を再開(NO.924)

 昨年5月に「盲導犬利用者が減っている」というブログを書きました。

 千葉ヤクルト販売は平成12年以来毎年盲導犬2頭分の育成資金を寄付してきましたが、新規での盲導犬利用者が減ったため、8頭分の助成金が実を結ばないままになっていました。千葉県視覚障害者福祉協会から盲導犬に対する支援をいったん中止してほしいとの手紙が届いたのです。

 ところがその後の啓発活動が実を結び、昨年4頭の盲導犬がデビューでき、さらに2頭がユーザーとともに訓練を受けています。

 そこでヤクルトは盲導犬寄贈の支援活動を再開したのです。

 ヤクルトから配られたチラシに千葉県視覚障害者福祉協会会長からの以下のごあいさつが載っていました。

 「千葉県視覚障害者福祉協会では、平成12年度より26年度までヤクルトグループのご支援により千葉県を通じて31頭分の盲導犬給付のための資金をお預かりしました。昨年度は、視覚障害者の高齢化もすすんで、新規で盲導犬を希望する方が減少し、すでに盲導犬を使用しているユーザーの方にも体力的な問題で訓練が受けられないという理由で2頭目以降の盲導犬を断念するケースが増えてきたため、一旦ご支援を休止していただきました。

 その後、さまざまな啓発活動の結果、27年度は4名のユーザーのために「ジョバンニ」「アーニャ」「アナベル」「ジュライ」が盲導犬としてデビューいたしました。28年度もすでにお二人のユーザーが盲導犬とともに訓練を始めております。こうした状況を踏まえてヤクルトグループ様より今年度、福祉ヤクルト活動を再開していただけるとの申し出をいただきまして、皆様には感謝の言葉もございません。

 ヤクルトグループのお客様、社員の皆様には、視覚障害者の社会参加のため、変わらぬご支援をお願い申しあげます。」

 やはり盲導犬は必要な人には欠かせない家族なのでしょう。我が家では毎日2人でヤクルトを飲んでいるので、毎日2円ずつお手伝いしていることになります。

 チラシには盲導犬は1歳から基本訓練、誘導訓練を経て3回のテスト。合格したら視覚障害者との共同訓練。盲導犬としては約8年活躍し、10歳で引退と書いてありました。

 我孫子ではあまり盲導犬にはお目にかかれませんが、盲導犬に会ったら以前より親しみが一層湧くような気がいたします。

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