« 1月開店のラーメン屋が看板を架け替えた(NO.926) | トップページ | 北海道知床半島・釧路地方旅行-その1(NO.928) »

2016年7月12日 (火)

第90回歌舞伎鑑賞教室(NO.927)

 平成28年7月4日、柏の高齢者の会のあけぼの会で第90回歌舞伎鑑賞教室に国立劇場へ行ってきました。

 今回の参加者は20名、例によってグランドアーク半蔵門「パティオ」で昼食をいただいた後、国立劇場に入りました。

 まず若手俳優の坂東新悟が「歌舞伎のみかた」を解説しました。いつもの解説のほかに「すっぽん」と言われる花道の「せり」の説明がありました。

 歌舞伎は「卅三間堂棟由来」 序幕:熊野山中鷹狩の場 二幕目:横曽根平太郎住家の場 木遣音頭の場でした

 昨年12月に第47回文楽鑑賞教室で見た演目と同じです。(ちなみに文楽では「場」ではなく、「段」となっていました)

 人形浄瑠璃が元祖で、その後歌舞伎に移されました。したがって物語のすじは同じです。違うのは、文楽では人形(人形遣い)が演じますが、歌舞伎では役者が演ずることと、文楽はすべて太夫の「語り」で進行しますが、歌舞伎は役者の「せりふ」と浄瑠璃が混じっています。浄瑠璃はいわばナレーターの役目と言ってもいいでしょう。伴奏はいずれも三味線です。

 文楽も味がありますが、歌舞伎は人間が演ずるだけに迫力とリアリティがありました。ほろっとさせられるのはやはり歌舞伎のほうが上でした。

 最後は子役の緑丸が大活躍でした。子役は星一輝と山田樺音の交互出演で、当日どちらの出番だったかはわかりませんでしたが、心に残る舞台でした。

H2807sanjyusangendoumunaginoyuraiho

 参加したあけぼの会のメンバーです。

Conv0021

|

« 1月開店のラーメン屋が看板を架け替えた(NO.926) | トップページ | 北海道知床半島・釧路地方旅行-その1(NO.928) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 1月開店のラーメン屋が看板を架け替えた(NO.926) | トップページ | 北海道知床半島・釧路地方旅行-その1(NO.928) »