北海道知床半島・釧路地方旅行-その2(NO.929)
前日の続きです。
第2日 7月7日(木) 快晴
知床プリンスホテルを7時50分出発、知床峠に8時20分に着きました。
知床峠は知床半島のオホーツク海側と太平洋側のほぼ中間で、羅臼岳の麓にあります。
峠からは国後島をすぐそこにくっきりとみることができました。「北方領土 我が国国有の領土です」という看板が取り付けられていました。今回の旅では北方領土に近いこともあり、何ヶ所から国後島と歯舞諸島を見ることができ、北方領土返還の看板を目にしました。
ウトロ港に引き返し、知床観光船オーロラ号に乗り込みました。1階と2階が船室になっており、3階は展望デッキです。
3階は展望はいいのですが寒いので、2階の行きに半島が見える側に陣取りました。
オーロラ号は3時間45分をかけて、知床半島のオホーツク海側を先端の知床岬まで往復します。27年前の1989年に来たときは途中まででした。
快晴の空の下、10時に出港しました。波も静かで絶好の船旅でした。
知床半島のオホーツク海側は、冬の流氷や激しい風雪のため、岩が浸食され断崖絶壁が続きます。
象岩、コケシ岩、タコ岩、観音岩、メガネ岩、獅子岩などの奇岩やフレペの滝、湯の花の滝、タキの川などの多くの滝が見られました。
反転して半島が見えなくなったところでカニ弁当をいただきました。
飲み物にオホーツクブルーの流氷ドラフトビールを売店で購入しました。
まず知床自然センターから女性のネイチャーガイドの案内でフレペの滝を目指しました。
ところが途中でヒグマが出現したとの情報が入り引き返すことになりました。
高架木道は木道入り口から湖畔展望台まで800メートルあり、ヒグマを避けるため、木道の両側には7000ボルトのワイヤーが張ってあります。木道を降りることはできません。
宿に行く途中オシンコシンの滝に立ち寄りました。ここも1989年に立ち寄っています。
夕食後摩周湖で星空観賞のスケジュールがありましたが、くたびれていたのと、帰ってくるのが22時ころで、それから温泉に入って寝るのはきついので、キャンセルしました。
その代りゆっくり温泉に入り、部屋でジャガイモ焼酎をいただいて、11時ころ就寝しました。
なお次の宿と屈斜路湖の写真は翌朝撮ったものです。
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