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2016年7月17日 (日)

北海道知床半島・釧路地方旅行-その4(NO.931)

 前回の続き、これで旅行記は終わりです。

第4日 7月9日(土) 曇りのち晴れ(東京は雨のち曇り)

 釧路プリンスホテルを7時40分出発。釧路湿原の温根内地区ビジターセンターに行きました。

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 釧路湿原は釧路川下流に広がる広大な湿原です。限られた時間ではその一部を散策することになります。私たちは温根内地区を回りました。

 ここでも川上さんという女性のネイチャーガイドが案内してくれました。

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 湿原には道はありません。尾瀬の湿原よりも立派な木道があり、その上を歩きます。

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 湿原は底なし沼で、もし足を踏み入れると一人では出ることはできません。沈んでしまいます。

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 湿原は木の生えているところ、ヨシの茂っているところ、広々とした草の生えているところ、森に続くところなど変化に富んでいました。

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 花も見られましたが、時期が遅かったり早かったりで、思ったほど多くはありませんでした。

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 2時間ほどガイドの説明に耳を傾けながら散策しました。曇り空だったため暑さに苦しめられることもなく快適な散策でした。

 釧路は鶴の「タンチョウ」の生息地でもあります。

 どこかで見られるかと期待していたところ、「のろっこ号」を下車し空港へ向かうバスの中から、2羽タンチョウが草原でついばんでいるところを見ることができました。

 湿原散策のあとは「のろっこ号」で湿原を楽しみました。まずバスで釧路駅まで戻りました。

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 のろっこ号はJR釧網本線の釧路-塘路間を大きな窓つきの特別車両で時速30キロで40分をかけて走ります。

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 釧路湿原を挟んで温根内木道の反対側に線路があり、塘路駅近くの後半は釧路川沿いを走りました。

 釧路駅を出る前から天気は快晴となり、湿原の美しい風景を満喫しました。

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 終点の塘路駅は大勢の人でにぎわっていました。

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 塘路駅からはバスで中標津空港に向かいました。

 空港には13時40分着、ここで添乗員、バスガイド、ドライバーのみなさんとさよならし、14時35分発のANAで羽田に向かいました。

 羽田着16時25分。いつもならリムジンバスで柏まで帰るのですが、京急と品川-上野ラインの常磐線なら1時間15分も早く帰れるので電車を利用しました。

 家には18時30分、まだ明るいうちに到着しました。

 忙しい旅行でしたが、楽しい旅でもありました。

 添乗員、バスガイド、ドライバー、ネイチャーガイドのお2人、その他旅行でお世話になった方々、ありがとうございました。

 そしてこの旅行を選択し、旅行中にもいろいろ気を使ってくれた妻に大感謝です。

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