リオ・オリンピックが始まった(NO.938)
平成28年8月3日第31回夏のオリンピックリオデジャネイロ大会が開幕しました。
史上最多の205の国・地域などが参加した開会式は、マラカナン競技場で午後8時から行われました。リオデジャネイロはちょうど日本とは12時間の時差があります。
日本は104番目に入場、旗手を務めたのは陸上男子十種競技の右代啓祐選手でした。
大会は21日までの17日間28競技306種目で熱戦が繰り広げられます。日本は27競技で338人が出場します。
今回話題となったのはロシアの国を挙げてのドーピング問題です。ロシアは当初389人の選手の出場が予定されていましたが、陸上競技の全員を含む118人の選手が出場を認められず271人の参加となりました。
IOCのバッハ会長はIOCでの決断を避け、各競技団体個別の判断に任せました。271人もスポーツ仲裁裁判所の裁定待ちの選手もあり確定ではありません。
もう一つの話題は難民問題の深刻化を受けた「難民選手団」が結成され出場したことです。
リオオリンピックは大統領不在と経済のマイナス成長から設備や準備が間に合うかと危惧されていました。開会宣言は弾劾審議中のルセフ大統領に代わってテメル大統領代行が行いました。
リオオリンピックに出席した各国の元首・首脳級は2000年以降最少でした。
治安やテロの不安が大きく、防弾車の貸し出しが増えています。厳戒態勢の中のオリンピックとなっています。
事故なく無事に終了することを祈るとともに、日本選手の活躍に期待しています。
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