小池百合子さんが初の女性都知事に当選(NO.936)
平成28年7月31日に行われた都知事選挙で、小池百合子氏が約291万票を獲得し、増田寛也氏の約179万票、鳥越俊太郎氏の約135万票を大きく引き離し初当選を果たしました。
この選挙は舛添前知事が不明朗なお金の使い方をして途中辞職したことを受けて行われたものです。
小池氏は早々と立候補を発表しました。自民公明、野党四党はなかなか候補者を絞り込めず、小池氏にだいぶ遅れて、自民公明は増田氏を、野党四党は鳥越氏を推薦することに決定しました。
都知事選挙は後出しじゃんけんが有利と言われてきましたが、今回はいち早く立 候補を表明した小池氏がほとんどの区や市でトップの票を獲得しました。
今回は今まで最高の21人が立候補しましたが、実質的には3人の戦いでした。政党や組織の支援を受けた2人より、無党派層や女性の支持が小池氏に集まったのではないでしょうか。
東京都は都政の透明化、待機児童、高齢者福祉、災害対策、オリンピックやパラリンピック開催など多くの課題を抱えています。また都議会との対決解消も必要です。
今まで猪瀬氏や舛添氏が残した金銭に汚いイメージを拭い去るとともに、都民を向いた地道な政策を果たすことが望まれます。
イギリスも女性のメイ氏が首相になりました。アメリカでは女性のクリントン大統領が決まるかもしれません。今年は女性が進出する年のようです。
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