リオ・パラリンピックが終わった(NO.948)
平成28年9月18日(日本時間19日)、リオ・パラリンピックの閉会式が行われました。
ブラジル選手の活躍もあって、危惧されていたチケットの販売もロンドン大会に次ぐ2位となり、大会は予想以上の盛り上がりとなりました。
日本選手も頑張って、ロンドン大会のメダル数16個を上回る24個のメダルをとりました。しかし金メダルはゼロで、パラリンピック大会15回目で金メダルなしという結果に終わりました。
今回の日本の成績は全体の64位、金メダルは中国の107個、韓国の7個、タイの6個など、アジアの諸国にも大きな差を付けられました。
日本は過去ソウル大会で金メダル17個のメダル総数46個、アテネ大会で金メダル17個のメダル総数52個の輝かしい成績を収めました。いわばパラリンピック先進国だったと言えると思います。
今回も選手はよく頑張り、日本新記録や自己新記録を多く出しました。それでこの成績だったということは、他の国がパラリンピックに注目し、組織的に選手の発掘と育成に力を入れているということだと思います。
今回の大会ではレベルが急上昇し、世界新記録が209個も生まれました。
日本は今までどちらかというと個人の力に頼り、国として選手の発掘や育成を怠ってきたと言えます。コーチはボランティア頼みと新聞に報道されています。その結果がメダル数に現れたのだと思います。
東京パラリンピックで国として恥ずかしくない成績を残すには抜本的な対策を立てるべきと考えます。
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