稀勢の里が横綱になった(NO.987)
平成29年1月23日、横綱審議委員会が稀勢の里を第72代横綱に推薦することを全会一致で決め、25日の春場所番付編成会議と日本相撲協会臨時理事会で昇進が正式に決まります。
稀勢の里は大相撲初場所で千秋楽に白鵬を破り14勝1敗で初優勝を遂げました。2場所連続優勝ではありませんが、昨年の年間最多勝に輝くなど1年を通じて安定した成績を残した点が評価されたわけです。
稀勢の里は年齢30歳、新入幕から73場所をかけて横綱になるのは、年6場所制となった1958年以降では最も遅い記録です。
日本人横綱の誕生は平成10年の若乃花以来19年ぶりのことです。
稀勢の里は何度も優勝するチャンスがありながら、精神的な弱さが出て優勝を逃してきました。今場所はその弱さを克服しての優勝です。
稀勢の里は茨城県牛久市の出身で私の住んでいる我孫子からは5駅しか離れていません。好きだった横綱隆の里の鳴戸部屋の力士ということもあり最初から応援していました。
ところがここというときに負けるため何度もがっかりさせられました。やっと果たした優勝とやっとつかんだ横綱です。心から祝福したいと思います。
おめでとう稀勢の里。ありがとう稀勢の里。ますます強くなることを期待しています。
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