プレミアムフライデーが始まった(NO.995)
平成29年2月24日プレミアムフライデーが始まりました。
これは毎月末の金曜日は仕事を午後3時に切り上げ、職場を去ろうという運動です。
政府および経済団体連合会を中心とした経済界が提唱、推進するもので、普段よりもプレミアムな生活を推奨する個人消費喚起キャンペーンです。給与支給日直後に該当しやすい月末金曜日には、夕方を買い物や旅行などに充てることを推奨しています。
ただ午後3時に仕事を終えられる職場は、お役所や一部の企業などに限られており、どれくらい協力が得られるかわかりません。
私が社会人となった50数年前は土曜日も出勤して半日は働いていました。現在では土曜日はお休みとなり休日も増えました。ところが残業時間が増えたり、サービス残業が当たり前という企業も増えています。
またデパートを例にとると週1日の閉店日はなくなり閉店時間も遅くなりました。コンビニやレストランなどは24時間営業の店がでてきました。
働き方が多様になってきています。プレミアムフライデーを享受できる職場は限られるのではないでしょうか。
さらにオフィス街にある飲食店などは、プレミアムフライデーは死活問題ととらえています。月末の金曜日の夜は最大の稼ぎ時なのですが、午後3時に職場を閉めると、夕食時や夜間には来店する人が大幅に減ると考えているのです。
終戦後台風に外国女性の名前を付けたことや、サマータイムを実施したことのように、そのうちなくなることも考えられます。
成り行きを見守っていきたいと思います。
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