藍ちゃんごくろうさん(NO.1023)
平成29年5月29日、ゴルフの女子プレーヤー宮里藍選手が記者会見を開き、今年限りで引退すると発表しました。
藍ちゃんは31歳、あまりにも早い引退です。
ゴルフはメジャーなスポーツの中では選手年齢が一番長いと言ってもいいかもしれません。50歳以上のシニア大会が開かれるくらい息の長いスポーツです。
引退の理由は「4,5年前からモチベーションの維持が難しくなった。ピーク時にタイトルが取れず、自分を見失った」とのことです。「第二の人生は具体的には決まっていない。結婚の予定は今のところない」とも語っていました。
藍ちゃんは沖縄県出身、なぜか仙台市の東北高校に進学しました。
東北高校3年の時、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでアマチュアながら優勝しました。その後プロに転向し、プロとして国内では14勝、海外で9勝しています。2010年6月には男女を通じて日本選手初となる世界ランキング1位に輝きました。
私はゴルフはお付き合いでやったくらいであまり関心はなかったのですが、藍ちゃんがデビューした時からファンになりました。
平成21年(2009年)10月1日から4日まで我孫子市の我孫子ゴルフ場で日本女子オープン選手権が行われました。その初日に人生で初めてのゴルフ観戦に行きました。藍ちゃんを見るためです。
藍ちゃんは2009年7月にフランスで行われたエビアン・マスターズで海外初優勝し、女子オープンでも優勝が期待されていました。女子オープンの翌年には海外で5勝を果たしていますので、このときはまさに全盛期でした。
初日は午後のスタートでしたが、1番ホールは溢れんばかりのギャラリーが集まりました。藍ちゃんは鮮やかなブルーのシャツにチェックのパンツで現れました。なおこの時の観戦記を2010年1月の手賀沼通信第142号に書いています。
その日はやや不調で1オーバーの40位でした。2日目以降はだんだん調子を上げ最終的には3位となりました。
現地で見たのは初日だけで、3日目と4日目はテレビで観戦しました。初日にもう少し頑張っていれば優勝できたのにと残念に思ったものです。
今年の日本女子オープンはその時以来また我孫子ゴルフ場で行われます。もし藍ちゃんが出場するならぜひ観戦したいと思っています。
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