2017年の夏の高校野球(NO.1048)
平成29年の夏の高校野球は雨のため初日と途中1日が順延となり、8月8日に開会式が行われ、8月23日に終了しました。
決勝戦は埼玉県の花咲徳栄が広島県の広陵を14-4で破り初優勝を遂げました。接戦が期待されたのですが、広陵にミスが目立つ大味な試合となりました。埼玉県が夏の大会で優勝したのは初めてです。これで関東ではすべての県が優勝したことになります。
今年は「打高投低」の大会でした。通算本塁打数はこれまで最多だった2006年の60本を上回る68本でした。10点以上とって勝った試合が14試合、これも入れて5点以上とって勝った試合が41試合もありました。4点以下の点数で勝った試合はわずか7試合でした。ただこれは私が数えたもので今までの記録と比較する数字はありません。
広陵高校のキャッチャー中村奨成は1大会における新記録の、6本塁打、17打点、43塁打と、タイ記録の19安打、6二塁打を達成しました。ベスト8で、エース1人で投げ抜いたチームはゼロでした。好投手が見られない大会でした。
ベスト8は関東が花咲徳栄、東海大菅生、東北が盛岡大付属、仙台育英、近畿が天理、中国が広陵、四国が三本松、九州が明豊でした。三本松だけが県立、あとはすべて私立でした。
例年ですと夏の大会が終わると秋を感じさせますが、今年の関東や東北は大会中がずっと梅雨の感じで、決勝戦でやっと夏の暑さが戻りました。しばらく夏が続きそうです。
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