「今こそ、韓国に謝ろう」を読む(NO.1049)
平成29年8月30日、百田尚樹氏の「今こそ、韓国に謝ろう」を読みました。
知人のS氏のK通信にこの本のことが書かれていたので、我孫子図書館で予約して、40日ほど待ってやっと読むことができました。大変面白い本で2日間で読み終わりました。
ぜひ韓国の人にも読んでほしい本ですが、ハングルに訳す必要があり、もし韓国に出版の自由がない場合にはハングルに訳しても発売禁止になるかもしれません。百田尚樹氏の反語を込めた言い方なのです。
タイトルと各章の見出しを読むと日本は韓国に数々の悪行をなしたとなっています。たとえば40しかなかった小学校を4271校にまで増やし子供の自由を奪った。
90%だった文盲率を劣等文字ハングルを普及させて40%に下げた。しかしこれは彼らの意向も聞かず日本が勝手にやったことなのだそうです。
朝鮮の自然を破壊した例も多く述べられています。
はげ山に5億9千万本の木を植えて緑化したこと、100キロしかなかった鉄道を6000キロまで増やしたこと、護岸工事のされてなかった多くの川に護岸工事をしたこと、防水、灌漑、水力発電のダムを作ったこと、漢江1100メートルの橋を架けたこと、海岸を破壊して多くの港を作ったこと、荒れ地を農地に変えたこと、農村に電気をいきわたらせたこと、などを彼らの意向を聞かず勝手にやったことです。
昔からの朝鮮の自然を破壊したので謝るべきと言っています。
また伝統文化の破壊についても述べています。
今の日本人や韓国人から見たら驚くような身分制度、奴隷制度、残酷な刑罰、不潔な民間療法などを禁止し、朝鮮の伝統文化を彼らの意向を無視して破壊しました。これも謝るべきと言っています。
そのほかにもいろいろ謝るべきことを列挙しています。また、韓国の勘違いについても例を挙げています。
ただ慰安婦問題については全く別の観点から述べています。これは全面的に朝日新聞が作り出した問題で、その経過を述べています。韓国に謝るべき問題としてはいません。
新しい発見に気づかされる面白い本でした。
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