ロシア、ソチオリンピックのつけ。韓国は大丈夫か(NO.1079)
2017年12月5日国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシアオリンピック委員会を資格停止処分にし、来年2月の平昌冬季オリンピックへのロシア選手の参加を禁止しました。
理由は2014年のソチ冬季オリンピックで組織的ドーピングが行われたためです。ただし、IOCが不正にかかわっていないと認定した選手については、五輪旗や五輪賛歌を用いる個人資格での参加を認めています。
これに対しロシア五輪委員会のジューコフ会長は国ぐるみのドーピング疑惑を否定しています。
ロシアのドーピング疑惑については昨年5月14日の手賀沼通信ブログに書きました。ロシアの検査機関の責任者の地位をそのときロシアのスポーツ相をつとめていたムトコ氏に解任されたロドチェンコ氏が、ニューヨークタイムスに組織的ドーピングを告発したのです。
ムトコ氏は今回のIOCの決定でオリンピックから永久追放となりました。
2016年のリオオリンピックではロシアの選手は各競技団体に参加の判断が任されたため270人以上が参加しました。
しかし今回は参加禁止の決定が下されました。ロシアオリンピック委員会のジューコフ会長もIOC委員の資格を停止されました。
ソチオリンピックの「つけ」が来たのです。
ロシアには女子フィギュア選手ほか金メダル候補の選手が数多くいます。不正に関係なければぜひ出てきてほしいと思っています。
一方永久追放となったムトコ副首相はサッカーの2018年ワールドカップロシア大会の組織委員会会長を務めています。これは私個人の意見ですが、サッカーでロシアを勝たせるため、何か不正をやるのではないかと心配です。
平昌冬季オリンピックが間近になりました。これも私個人の意見ですが心配しています。
ソウルオリンピックの時はドーピングではないのですが、韓国の不正が発覚しました。ボクシングで審判を買収し韓国選手を勝たせたのです。
今回も時間や距離などで勝敗が決まる競技はいいのですが、審判が勝敗を決める競技は要注意です。そんなことのないよう祈っています。
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