アラスカの旅-再編集版(NO.1155)
<2010年10月10日以前の手賀沼通信ブログはプロバイダーのココログの写真の処理が不十分だったため、きれいに見られませんでした。そのためそれ以前に書いたブログを再編集しています。>
アラスカの旅-再編集版
2008年9月14日 (日)
平成20年9月6日から12日まで、妻とアラスカ旅行のツアーに参加しました。クラブツーリズムの「秋のアラスカ大満喫7日間」で、うたい文句は「チェナ温泉3連泊、JALチャーター直行便利用」でした。直行便はチャーター便しかありません。乗り継ぎなら10数時間かかるところ、直行便は往復とも7時間前後のフライトですみます。
申込が遅れたためキャンセル待ちでしたが、運良く参加可能となりました。
直行便のため飛行機は楽でしたが入国審査が大変でした。グループを3つに分け、待合室に案内されました。入国カードに記入し、一人一人両手の人差し指の指紋と顔写真をとられ、しっかりとチェックさ れました。全員が終わるまで2時間半近くかかりました。

全員そろってバスでフェアバンクス市内観光です。まず昼食のレストランに行きました。昼食はハリバット(おひょう)や野菜を挟んだ特大のフィッシュバーガーでした。コーヒーカップも特大です。食事や飲み物の量は旅行中最後まで特大でした。レストランの後には美しいチェナ川がありました。
フェアバンクスは小さな町です。バスで一回りしたあと、ゴールデン・ハート・プラザに立ち寄りました。中央にアラスカ人の家族の見事な彫刻がありました。ビジターインフォメーションセンターにはその日のオーロラ予報が掲示されていました。

有名なアラスカ大学博物館でアラスカの自然、文化、歴史などの展示物を見学したあと、オーロラ観測の基地、チェナ温泉に向かいました。チェナ温泉はフェアバンクスの東約100キロのところにあります。バスは一般道を約1時間走って到着しました。
チェナ・ホットスプリングス・リゾートは簡素なホテル、ロッジ、レストランなどがあり、温泉の他に、黄葉とオーロラ見物、ネイチャー・ハイキング、アイス・ミュージアム、犬ぞり、遊覧飛行、四輪バイクなどが楽しめます。
オーロラ見物には辛抱強く待つことです。セスナの飛行場が見物の場所ですが、外なので寒さに耐えねばなりません。そこに椅子を置いて座布団を敷き座っていると、気温マイナスの寒気が忍び込んできます。アクティビティ・センターの中と外とを行ったり来たりしてひたすら待ちました。
私たちは満足して部屋に戻りました。
私たちはそのパイプライン建設のために作られた道路を走りました。ほとんどがタイガやツンドラ地帯で、永久凍土の上に作られていて、一部未舗装、パイプラインが見え隠れしていました。すれ違うのは巨大なトラックばかり、おそらくパイプラインに関係するトラックなのでしょう。
アイスミュージアムの中には、氷でできた結婚式場や宿泊施設やバーやホールがありました。バーでは氷で作ったカクテルグラスでマーティニをいただきました。

そして夜はまたオーロラ見物です。雲が出ていたため私はあきらめて部屋で寝ていましたが、妻は2度あることは3度あると、1時頃支度してでかけました。そして小さなオーロラを見物できたのです。執念の勝利でした。
9月9日はチェナ温泉からバスでフェアバンクスに出て、フェアバンクス空港から国内線でアンカレッジに移動しました。
アンカレッジには12時50分につきました。小雨が降っていて、薄ら寒い感じです。日本の12月初旬頃の気温でしょうか。
10日は氷河クルーズでした。夕方まで雨が小止みなく降り続きました。
私たちはそこからサプライズ氷河に向かいました。クルーズ船は150人乗りですが、私たちのグループ30人と西洋人20人ほどで、ゆったりとした船旅となりました。船内は暖房が効いており、外に出ない限り快適に過ごせます。


ウィッティアを11時に出発し、サプライズ氷河には午後2時半頃つきました。船は静かに氷河に近づきました。大きな青い氷の壁が静かにそそり立っていました。海面には氷河の氷のかけらが一面に浮いています。船を止め、氷河が崩れるのを待ちました。20分以上見物していましたが、その間3回氷河が崩れて海面に落ちるのを見物
11日朝早くアンカレッジのホテルを出て帰途につきました。飛行機の中で17時間時計を進め、あっという間に11日が終り、12日の午前10時頃成田につきました。帰りの飛行機も7時間弱のフライトでした。
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