奈良・吉野・京都旅行-再編集版(NO.1157)
<2010年10月10日以前の手賀沼通信ブログはプロバイダーのココログの写真の処理が不十分だったため、きれいに見られませんでした。そのためそれ以前に書いたブログを再編集しています。>
奈良・吉野・京都旅行-再編集版
2007年11月23日 (金)
平成19年11月19日から22日まで家内と一緒に奈良、吉野、京都に行ってきました。奈良の「奈良ロイヤルホテル」に3泊し、歴史と文化と紅葉を求めていくつかの名所に出かけました。その報告を地域別に3回に分けて報告いたしましょう。
ホテルから近鉄に乗り、大和西大寺から橿原神宮前までは特急、そこで大阪から来る別の特急に乗り継いで吉野駅に着きました。
吉野駅からはロープウェイ、ロープウェイの終点からは小型のバスで終点の「奥千本」まで行きました。奥千本からは自然歩道をロープウェイの駅まで歩こうという、妻がガイドブックを見て決めたお勧めのコースをたどりました。
天気は晴れ、穏やかな秋の日が木々の間からまばゆいばかりです。赤や黄色の紅葉が目を楽しませてくれました。盛りにはもう少しという感じでしたが、赤や黄色といっても1本の木とて同じ色はなく、それぞれ微妙な違いはあることが分かりました。
途中お茶屋「花錦」に立ち寄り、おだやかな女性のご主人と親しくお話をしながら、手製のおいしいくずもちとくずきりをいただきました。心和むひと時でした。
高城山展望台、吉野水分神社、花矢倉、竹林院、吉水神社、金峯山寺などを見物しながら、また途中で昼食をいただきながら、ロープウェイの駅に着いたのは歩き始めてから3時間後でした。
はじめての吉野はすばらしい思い出を残してくれました。
2007年11月28日 (水)
55年ぶりの奈良平成19年11月19日から22日までの旅行は、奈良の「奈良ロイヤルホテル」をインターネットで予約し3連泊しました。
旅行会社のツアーは料金が安く、面倒な手続きは要らず、効率的に名所を回れるというメリットはありますが、団体行動にしばられ、ゆっくり好きなところを時間をかけて見るわけにはいきません。余裕のあるスケジュールにはなっていません。またJR利 用の場合、喫煙席になる可能性があります。禁煙車しか乗れない私たちには、喫煙席は鬼門です。「愛・地球博」をツアーで行った際は喫煙車両で、妻は気分が悪くなりました。最近は国内旅行は自分たちで企画して、インターネットで宿を探し、JRはジパングクラブに入会しています。奈良は中学校の修学旅行で行って以来、約55年ぶりです。
初日は法隆寺を訪ねました。修学旅行では法隆寺は行った覚えがなく初めてです。福沢諭吉に変わる前はお札の定番は聖徳太子と夢殿でした。観光客が少なかったので、ゆっくり見物することが出来ました。秋の日は短く、法隆寺についたのは2時過ぎでしたが、拝観して戻る頃には夕暮が迫っていました。3日目に奈良観光を代表するコースを回りました。
猿沢の池→興福寺→春日大社→春日大社→奈良公園→大仏殿を徒歩で回り、近鉄で西の京まで行って、薬師寺を拝観しました。興福寺では「秘仏の特別公開」が行われていました。妻は念願の「阿修羅像」が見られて大満足でした。
大仏殿は多くの観光客で賑わっていました。お水取りの行われる二月堂に上って奈良の町を見渡すことができました。
薬師寺は修学旅行の生徒たちが交代で法話を拝聴していました。新旧の2つの塔が夕映えにそそり立っていました。
タクシーのドライバーから、京都はお寺の建物が見ごたえがあるが、奈良は仏像が良いと聞きました。たしかに奈良のお寺の仏像のすごさに圧倒されましたが、建物も見事でした。
京都ほど多くない紅葉も色づき始めていました。2007年11月30日 (金)
2年ぶりの京都東京に戻る新幹線の切符は平成19年11月22日の京都発午後3時です。それまでに時間を京都見物に当てました。
奈良から京都に出る途中で宇治の平等院を訪ねました。平等院は初めてです。平等院の鳳凰堂は10コインの裏側に穿たれています。
JR宇治駅で下車し15分ほど歩くと平等院につきます。途中の歩くみちは歩道がない上に狭く、車の通行量が多いので神経を使いまし た。 さらに、宇治川にかかる宇治橋から平等院までの参道にも容赦なく車が入ってきました。観光地にしては珍しく配慮のない道でした。おそらく生活道路がほかにないのでしょう。
京都の紅葉は2年前に堪能しましたが、今回その時行けなかった南禅寺を訪れました。一昨年に京都に来たのは11月24日、東福寺、 真如堂、哲学の道、永観堂はいずれも見事な紅葉でした。今回はそれより2日早いだけなのですが、南禅寺の紅葉はもう一息といった感じでした。
奈良は静かな秋でしたが、京都は人でいっぱいの秋です。ツアーの団体バスが駐車場からはみ出しており、参詣の歩道は向かいから来 る人波を避けながら歩きました。
南禅寺は三門で有名です。三門のうえに大勢の人が登っているのをみて私たちも上って見ました。石川五右衛門が三門のうえで「絶景かな、絶景かな」といったという俗説が残っています。
たしかに京都の市街の眺めと南禅寺の紅葉が絶景でした。| 固定リンク | 0
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