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2018年9月 8日 (土)

金沢・白川郷旅行-再編集版(NO.1168)

<2010年10月10日以前の手賀沼通信ブログはプロバイダーのココログの写真の処理が不十分だったため、きれいに見られませんでした。そのためそれ以前に書いたブログを再編集しています。>

金沢・白川郷旅行-再編集版

2010年2月 6日 (土)

  金沢、白川郷旅行記-1

  平成22年2月2日から4日まで阪急交通社のツアー「世界遺産白川郷・飛騨高山と古都金沢滞在3日間」に妻といってきました。

  その旅行記を3回に分けて日記風に紹介いたします。
 
   1日目の2月2日、首都圏は今年はじめての積雪がありました。通常なら上野駅から長野新幹線に乗れるはずですが、ツアーで利用したのは上野駅に停車しない新幹線、おかげで東京駅集合は早朝6時50分でした。 

 家を5時30分に出て一番バスで我孫子駅に向かいました。雪で電車が遅れていたのが幸いして予定より早く東京駅に到着しました。

  食事は朝食しかついていませんが、2泊のホテル代と交通費で1人2万円の低料金のせいか、バス3台分の参加者が集まっていました。
 
 7時28分発のあさま505号に上田駅まで乗車、沿線は夜積もった雪が朝日に輝いてきれいでした。ところが上田駅から金沢まで乗るバスが雪のため到着していず、30分待たされました。私たちのバスは38名の参加者でした。
 
 上田駅からはバスで上信越自動車道、長野自動車道で松本に出て、松本からは野麦街道、安房トンネルを通って高山に出ました。途中上高地に行くトンネルは冬季通行止めになっていました。
 
 高山では2時間40分ほどの自由時間がありました。雪も上がって曇り空です。昼食には高山ラーメンと飛騨牛の串焼きをいただきました。
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 古い街並保存地区を散策したあと、高山陣屋を見学しました。古い町並みの中にはいろいろな高山名産を販売するお店が並んでいました。造り酒屋で清酒「山車」3本と焼酎1本を購入し家に送りました。
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 高山を3時半に出発、高山清美道路、東海北陸自動車道、北陸自動車道をへて5時45分宿舎のANAクラウンプラザホテルに到着しました。
 夕食は自由食のため妻がインターネットで捜した「あかめ寿司」で金沢名物のおすしや、ガスエビ、金時草、白エビなどをいただきました。
 
 天気予報では翌日からは雪とのことでした。
2010年2月 8日 (月)
 
金沢、白川郷旅行記-2
 
 今回のツアーのうたい文句は「新幹線指定席+金沢2連泊+1・3日目観光付で2万円」でした。
 
 しかしホテルが金沢セントラルホテルか同等クラスで、2名で申し込んでもシングルルーム利用となる可能性があるとのことでした。せっかくの観光がホテルが良くなければ面白くありません。
 
 1泊1人3500円プラスすればANAクラウンプラザホテルに泊まれるとあったのでそれを選びました。広い部屋で設備もよくバイキングの朝食も種類が豊富でした。 

 2日目からは典型的な冬型の天候となりました。前日金沢に到着した時は雨でしたが、夜半から雪に変わりかなり積もっていました。気象情報は日本海側は雪マークです。

   2日目はオプショナルツアーで兼六園と永平寺観光です。1人4980円で永平寺門前町での精進料理つきとなっていました。寒い1日を予想してしっかり防寒具を用意しました。
 
 朝9時過ぎにホテルを出発、ほかのホテルに泊まっていた人を拾って、兼六園に着きました。約1時間の観光です。ガイドさんの説明はユーモアたっぷり、手馴れた説明でした。終わったあとお土産屋の店員に変身したのでなるほどと納得でした。
 
 兼六園は見事な雪景色でした。雪つりがその役目を100%発揮し、雪で重くなった木の枝をりりしく支えていました。風もなく静かで神々しい感じを受けました。
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 その後バスは北陸自動車道を福井県の永平寺へ向かいました。兼六園も永平寺も2度目です。
 永平寺門前町の田中屋で精進料理をいただきました。ゴマ豆腐、山芋とろろ、永平寺そば、豆腐蒲鉾、ゆばまんじゅう、コンニャク刺身などでした。味付けが工夫され大変美味しい料理でした。
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 永平寺は1244年、道元禅師によって開かれた曹洞宗の大本山です。約200人の若い雲水が激しい修行に励んでいます。永平寺もすばらしい雪景色でしたが、すれ違ったお坊さんは素足でした。
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 月うさぎの里と九谷焼の販売店に立ち寄ったあとホテルに戻りました。

  夕食はホテル内の中華レストランでいただきました。
 
 
2010年2月 9日 (火)
  
金沢、白川郷旅行-3
 
 3日目は今回の旅行で一番行きたかった白川郷を訪ねました。

 3日目も冬型の気候で日本海側は大雪、白川郷の手前の東海北陸自動車道は吹雪いていて前もよく見えない状態でした。このままではせっかくの白川郷も何も見えないのではないかと心配しましたが、白川郷に近づくと雪はやんでいて薄日がさすほどの天気でした。

  妻と孫娘は晴れ女を自称しています。今回は孫娘は同行していませんが、妻のパワーが健在でした。 

 でも積もっている雪の多さは今回の観光地では一番多くさすが白川郷でした。

  まず飛騨牛のほうば焼昼食をいただいたあと、町営のマイクロバスで荻町城址展望台に行きました。このバスが驚きでした。ややくたびれた車体に乗れるだけの観光客を詰め込みます。ひところの東京の国電並みです。時刻表では20分おきとなっていましたが、1台の車でピストン輸送しているため、遅れ遅れとなっていました。 

 展望台からの眺めは圧巻でした。雪の積もった合掌造りの家々が折り重なるように遠望できました。ポスターなどに載っている写真はここからとったものが多いようです。

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 展望台からの帰りは途中でバスを降りて観光ルートを一巡りしました。 

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    国の重要文化財となっている「和田家」では中に入ってみました。想像していた通りの重厚な家構えです。昔は2階は蚕を飼っていたそうですが、今は観光のため昔の民具や生活道具などが展示されていました。昔の雪に埋もれた厳しい生活が偲ばれました。 

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  明善寺には、本堂のほかに県の重要文化財の鐘楼や庫裏が残されていました。 

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  できれば合掌造りのカフェでお茶などいただきたかったのですが、時間がないためちょっとした買物だけで帰途につきました。 

 帰りは3本の高速道を通って上田駅まで大廻り、新幹線に乗り継いで夜10時過ぎに家に無事到着しました。

 

 

 

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