佐渡旅行(NO.1167)
<2010年10月10日以前の手賀沼通信ブログはプロバイダーのココログの写真の処理が不十分だったため、きれいに見られませんでした。そのためそれ以前に書いたブログを再編集しています。>
佐渡旅行-再編集版
2009年11月 6日 (金)
平成21年10月31日(日)から11月2日(月)まで妻と一緒に佐渡旅行に行ってきました。
お天気は快晴、風も弱く、時期外れの暖かさで絶好の行楽日和です。
4時15分頃ホテル吾妻に到着しました。
朝6時前に温泉に入りました。露天風呂に入ると、雲が厚く、生暖かな風が顔を打ちました。
天気予報では今日は曇りのち雨で気温は高め。低気圧が日本を横断するとのことでした。明日は雨で気温が10度も下がり寒波が来るとなっていました。
朝9時に宿を出発しました。今日は佐渡の北のほうを回ります。ガイドさんの説明では北は佐渡の僻地だそうです。
天候を考えてコースを変更、まず尖閣湾に向かいました。途中で雨が降り始めました。
尖閣湾は佐渡の日本海側、外海府に面し、佐渡島の中央部、ちょうど両津港の反対側になります。パンフレットにあるように、雄大な景観と詩情あふれるところで、揚島展望台からのパノラマが見事でした。北陸の東尋坊や沖縄の万座毛に似ていました。昔「君の名は」のロケが行われたそうで、その写真が飾られていました。

風が強いため岩壁に大波が打ち寄せていました。
そのあとバスは北の端、大野亀に向かいました。道がだんだん狭くなり、中型バスでもやっとのところがありました。
大野亀は初夏にはカンゾウの花が咲き乱れる絶景の地だそうですが、今の時期は何もないただの岩山でした。
二つ亀のフィッシャーマンズホテルで刺身定食の昼食、内海府海岸を通ってトキの森公園に行きました。
一時絶滅の危機に瀕したトキは、平成21年10月12日現在、日本には162羽いるそうです。そのうち佐渡トキ保護センターに120羽がいます。野生で暮らしているのは28羽です。

そのあと妙宣寺へいきました。ガイドさんはお寺は雨が似合いますねと言いましたが、たしかに雨のなか静かにたたずむお寺はなんともいえない風情がありました。
最後に尾畑酒造に立ち寄り、本日の観光が終わりました。尾畑酒造では大吟醸や吟醸の4合ビンのお酒3本と柿焼酎を購入、宅配便で自宅に送りました。
天気予報がしっかり当たり厳しい1日になりました。1日雨、気温は昨日より10度低い最高気温12度となりました。宿から見る海は三角波が立ち、岸辺の岩壁には激しい波が打ち寄せていました。
宿の朝食は昨日と違ってバイキング、佐渡はイカが名産となっていて、朝昼晩にイカの刺身が出てきました。
30分繰り上げて8時半に雨の中を小木に向けて出発しました。今日は昨日と違って島の南のほうを回ります。 そこで名物のたらい舟に乗りました。幸いなことに雨が小止みとなり、濡れることなくたらい舟を楽しみました。湾になっているうえ港の中のためにほとんど波もありませんでした。普段ならかなり待つことがあるようですが、待ち時間もありませんでした。
佐渡が島南端の沢崎鼻灯台で佐渡の荒波を見物したあと、宿根木に行きまし た。宿根木は江戸時代廻船業で栄えた集落で、当時を思わせる古い建物が立ち並んでいます。伝統的建造物群保存地区となっています。


天候悪化のため観光はこれで終え、両津港へ向かいました。途中昼食をとる予定でしたが、15時30分発のジェットフォイルを12時35分発に変更したため、バスの中でお弁当が配られました。
両津港についてみると、12時35分発のジェットフォイルのあとの便はすべて欠航になっていました。添乗員他のスタッフの決断が正しかったようです。フェリーに替えることも検討したようですが、2時間半かかるためやめたようです。
ジェットフォイルはかなり揺れました。飛行機で気流の悪い場所を飛んでいるような感じでした。私は船内でお弁当を食べましたが、他に食べている人はいませんでした。港について下船するまではもっとゆれました。妻は港内の揺れでダウン寸前でした。新潟で時間が余りました。新幹線の時間は変更できないためです。そこで「新潟ふるさと村」に行きました。
そこのバザール館は新潟県のお土産販売所といった感じでした。ぶらぶらしな がらなんとか時間をつぶしました。
2日目と3日目は天候に悩まされましたが、食べ物が美味しく、観光もほぼ予定通り回ることができ、冬の佐渡の厳しさも垣間見ることができて面白い旅でした。
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