アメリカの中間選挙の結果をどうみるか(NO.1182)
2018年11月6日アメリカの中間選挙が行われ、上院は共和党が、下院は民主党が制し、議会はねじれ状態の結果となりました。
最終結果はまだ出ていません。アメリカの選挙の開票は原因はわかりませんがいつも結果が出るのが遅く、9日のNHK NEWS WEBでは、
共和党 民主党
・上院 51 46 残3
・下院 201 224 残10
となっていました。
下院は改選前では
共和党 民主党
235 193
でしたので、惨敗と言えます。
トランプ大統領は「上院での議席増は歴史的快挙」と言っていますが、下院での敗北については何も言っていません。敗北を認めたくないのでしょう。
大統領のこの2年間の言動に国民の多くがノーを突きつけた結果ではないでしょうか。
ただこれでトランプのやり方が変わるとは思えません。逆にトランプ流を強める方向に行くような気がします。読売新聞は「予算を伴う政策困難に」とありましたが、大統領令で進める政策は強行するだろうとも言われています。
アメリカは一層分断が強くなり、世界は一層混迷するかもしれません。
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