藤枝梅安シリーズを読み終わった(NO.1198)
平成30年12月31日、池波正太郎の「仕掛人・藤枝梅安」シリーズ7冊を読み終わりました。
これで昨年9月24日に鬼平犯科帳シリーズ24冊、12月9日に剣客商売シリーズ19冊に続いての池波正太郎の3シリーズを読み終わったことになります。
藤枝梅安シリーズは鍼医者藤枝梅安が房楊枝職人彦次郎とともに、金で殺しを請け負うという物語です。4冊目からは剣客の小杉十五郎が暗殺に加わります。
殺す相手は、闇の依頼人から頼まれて、この世に生かしておいては害になるばかりという悪人です。
7冊は短編が16話、長編が4話からなっています。
最後の長編「梅安冬時雨」は池波正太郎が連載中に亡くなったため中断、絶筆となりました。これは鬼平犯科帳の最後の話と同じです。作家としては若いともいえる67歳の死でした。
梅安シリーズはフジテレビで3回、小林桂樹、渡辺謙、岸谷五朗が藤枝梅安となって別のシリーズとして放映されました。
映画では萬屋錦之介が梅安を演じています。
私の池波正太郎の作品を追っかける旅はまだまだ続きます。今は「真田太平記」を読んでいます。
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