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2019年2月27日 (水)

ドナルド・キーンさんが亡くなった(NO.1212)

 平成31年2月24日ロナルド・キーンさんが亡くなりました。96歳でした。

 東日本大震災の翌年2012年に日本に帰化したので、新聞には本名キーン ドナルドと書かれていました。雅号は漢字で鬼怒鳴門と書いたそうです。

 日本文学研究者で、日本文学を世界に広く伝え、2008年には文化勲章を受章しています。

 私がドナルド・キーンさんの名前を知ったのはずいぶん昔のことです。中学生か高校生の頃だと思いますが、はっきり覚えていません。そのころ政治家やスポーツマンや映画俳優などで多くのアメリカ人の名前を知っていましたが、なぜかロナルド・キーンという名前が頭に残ったのです。それも大変身近な人として親しみを感じていました。

 ロナルド・キーンさんのすごさと功績を理解したのはずっと後になってからです。亡くなった後、読売新聞やテレビで追悼の言葉や社説などを見聞きして改めてその人柄と業績に感銘を受けた次第です。

 日本人作家のノーベル文学賞受賞を各方面に働きかけたそうですが、キーンさんの自身の業績もノーベル賞ものだったような気がしてなりません。

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2019年2月23日 (土)

はやぶさ2号リュウグウに着地(NO.1211)

 平成31年2月22日、探査機はやぶさ2号が地球から約3億4000万キロ離れた小惑星リュウグウへの着地に成功しました。石や砂などの試料の採取に成功した可能性が高い模様です。

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写真はWikipediaより

 着地はきわめて精度で行われ、宇宙分野における日本の高い技術力を世界に示しました。

 はやぶさ2号は2014年12月3日に打ち上げられました。リュウグウ到着までに要した総飛行距離は32億キロに及びました。直径わずか900メートルのリュウグウに正確に到着するのは、日本からブラジルにある直径6センチの的に当てるようなものと言われています。

 初代はやぶさの経験を踏まえて、イオンエンジンや制御装置などに改良を重ねました。初代はやぶさを経験した若手メンバーがチームの核となり、あらゆるトラブルをの可能性を訓練でつぶしたそうです。

 リュウグウには生命の材料となる水や有機物があるとみられ、試料の分析により太陽系や生命の起源の解明に近づくと期待されています。

 はやぶさ2は今年7月までに最大であと2回資料の採集に挑みます。うち1回は、上空から強力な弾丸を地表面に打ち込んでクレーターを作り、風化していない地中の砂を採取する世界初の実験を試みます。

 そして今年11~12月に地球に向けて出発、20年12月に地球に戻ってくる予定になっています。

 今度は迷子にならず、スケジュール通り戻ってくるよう祈っています。

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2019年2月20日 (水)

朝4時半にスパームーンを見た(NO.1210)

 平成31年2月20日朝4時半に自分の部屋からスパームーンを見ました。

 たまたま目が覚めたのでテレビでスーパームーンが見えることを思い出したのです。昨日は雨だったためまさか見えるとは思いませんでした。

 携帯用のデジカメのためこれ以上鮮明にはとれませんでした。

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 スーパームーン(Supermoon)とは、満月または新月と、楕円軌道における月の地球への最接近が重なることにより、地球から見た月の円盤が最大に見えることです。

 2月20日未明の満月は今年最大の満月で、最少となる9月14日に比べると、直径で114倍、明るさで13倍になるそうです。

 Wikipediaから拝借した映像です。

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2019年2月18日 (月)

また柏レイソルがJ2に陥落(NO.1209)

 平成31年2月22日サッカーのJ1リーグが開幕となります。J2は24日、J3は3月9日開幕です。

 応援している柏レイソルは昨年J1で17位となりJ2へ陥落しました。3度目の陥落です。

 ジェフユナイテッド千葉は2009年にJ2へ陥落してから1度もJ1には上がれずJ2に腰を落ち着けたままです。また千葉県のチームがJ1から消えてしまいました。

 ジェフ千葉に比べて柏レイソルは浮き沈みが激しいチームです。2010年2度目のJ2で優勝し、J1に上がった2011年にはまさかのJ1優勝を果たしました。

 ところが2017年4位だったにもかかわらず、2018年17位となってしまいました。今年はぜひJ2で優勝してJ1に戻ってきてほしいと願っています。J2に居座っているジェフ千葉には期待していません。

 なお今年のJ1チームの都道府県別の色分けは次のようになっています。

・北海道(札幌)

・宮城(仙台)

・茨城(鹿島)

・埼玉(浦和)

・東京

・神奈川(川崎、横浜、湘南)

・長野(松本)

・静岡(清水、磐田)

・愛知(名古屋)

・大阪(ガンバ、セレッソ)

・兵庫(神戸)

・広島

・佐賀(鳥栖)

・大分

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2019年2月13日 (水)

がんばれ池江璃花子選手(NO.1208)

 平成31年2月12日、競泳女子の池江璃花子選手が自身のツイッターに白血病にかかっていることを公表しました。

 池江選手はオーストラリアで合宿していましたが、体調不良で8日に緊急帰国、検査の結果白血病と診断され、入院して治療を始めていると報道されました。

 池江選手は個人種目とリレー種目でそれぞれ5つの日本記録を持っています。昨年のアジア大会では日本水泳界初の6つの金メダルを取り、アジア大会のMVPに輝きました。

 池江選手は東京オリンピックの最大の切り札です。出られないとなれば日本にとって大きな痛手になります。

 病気が早期発見だったとのことで何とか早く泳げるようになってほしいと思います。でも体が第一です。この際東京オリンピックのことは忘れて元気になってくれることを祈っています。

 私は池江選手の大ファンです。デビューして以来ずっと応援していました。

 昨年の読売新聞の読者が選ぶ国内10大ニュースでは、「競泳・池江璃花子がアジア大会6冠」は外せないと選びました。ところがスポーツ関係では「平昌五輪で日本は冬季最多13メダル・羽生結弦は連覇」「日大アメフト部選手が危険タックル。スポーツ界で不祥事相次ぐ」「テニス・大坂なおみが全米オープン優勝、四大大会で日本人初」「大谷翔平、メジャーで新人王に」は10大ニュースに選ばれましたが、池江選手の快挙は30位以下となっていました。

 読売新聞の読者に怒りを覚えるとともに、ちょっと悲しい気分になりました。10位に選ばれた「大型台風襲来、関空が冠水し孤立」よりは池江選手のニュースが下だったことはないだろうと思ったものでした。

 池江璃花子さん、またあの笑顔を見せてほしいと願っています。

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2019年2月12日 (火)

ノーベル賞作家カズオ・イシグロの作品を読む(NO.1207)

 平成31年2月12日ノーベル賞作家カズオ・イシグロの「日の名残り」を読みました。カズオ・イシグロは一昨年の2017年10月にノーベル文学賞を受賞した作家です。

 なんで今頃読んだかという理由ですが、受賞を聞いてから数日後に我孫子図書館に予約したところ、既に30数人の予約が入っていてやっと今月の7日に手に入ったのです。1年と3か月もかかりました。もっと早く読めると思っていたのですが、こんなに待たされるとは予想外でした。

 終活で本の在庫を始末して以後、私は本は買わなくなりました。時刻表やプロ野球選手名鑑など手元に置いておきたい本以外は、すべて我孫子図書館で借りています。

 佐伯泰英の新刊の小説なども30数人待ちになるのですが、待つのは数か月です。調べてみたら「日の名残り」は在庫が1冊しかなかったからです。佐伯泰英の本は図書館では数冊購入しています。それと「日の名残り」は360ページほどの文庫本ですが、会話が少なく1ページに活字がぎっしり詰まっていて読むのに時間がかかる本でした。

 前置きが長くなってしまいました。

 さて「日の名残り」は期待通りのいかにもイギリスの本という感じでした。

 カズオ・イシグロ氏は1954年長崎で海洋学者の家庭に生まれ、5歳の時両親とともにイギリスにわたり、すべての学校教育をイギリスで受け、国籍もイギリスに移し、イギリス女性と結婚して、日本語もほとんど解さない作家です。著作は当然英語で書かれています。

 大邸宅の執事が自動車で旅をしながら1人称で過去の出来事を語るという形で書かれています。最近小説に面白さを求めて読む私にとっては期待はずれでしたが、ノーベル賞作家にそんな期待をしては失礼なのでしょう。重厚な内容で読み応えのある本だったと言えます。

 カズオ・イシグロの本は「日の名残り」と同時に、「わたしを離さないで」という本も予約して、こちらは昨年3月に読むことができました。

 作風は全く違っていて、臓器の提供者と介護人、クローン人間が登場する内容でした。その本の解説に、「いわばカズオ・イシグロ自身の頭の中で醸造された奇怪な妄想をとことん膨らませ、持ち前の緻密な書きぶりを駆使して強引かつ精緻に書ききったような迫力がある」とありました。

 「日の名残り」はアンソニー・ホプキンス主演で映画化されました。「わたしを離さないで」はイギリスで映画化され、日本でも綾瀬はるか主演でテレビドラマ化され、蜷川幸雄演出で舞台化もされています。

 カズオ・イシグロ氏の本を読んで、ノーベル賞作家というものがほんの少し見えてきた感じでした。

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2019年2月 8日 (金)

今年も器具が壊れる(NO.1206)

平成31年2月昨年に続いて今年も器具が壊れました。

 昨年12月のブログ「この秋は体調だけでなく道具もおかしくなった」に昨年壊れた道具を書きました。

・トイレ

・カメラ

・ガスコンロ

・玄関の鍵

・電気スタンド

・腕時計

 などでした。

 今年もそれが続いています。

 1月に壊れたのが電気ストーブです。ストーブに取り付けられているコードの接続部がむき出しとなり、手で操作しなければ電源が入りません。電源が入るときは小さな火花が出ました。火事になる可能性があるので、近くのケーズデンキで買い換えました。

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 1月ともなると冬のものは安くなります。2度値下げした値札がついていました。

 2月に壊れたのは室外に設置されているガス給湯器でした。ノーリツのエコジョーズです。

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 ふろ自動でお湯を入れると途中で給湯が止まり温度も低めで290のエラーコードが出ました。

 ノーリツのサービスマンに来てもらって給湯器の中の中和器を取り換えました。年月が経つと給湯器にゴミなどがたまっておかしくなるようです。

 今度は何が壊れるか、心配してもしょうがないので成り行きに任せるしかありません。

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2019年2月 2日 (土)

2019年プロ野球春季キャンプ(NO.1205)

 2019年2月1日プロ野球のスプリングキャンプが始まりました。

 今年は5人の新しい監督が生まれました。昨年、一昨年の2人から比べると大幅な増加です。

 セリーグでは巨人が高橋監督から原監督に、中日が森監督から与田監督に、阪神が金本監督から矢野監督に変わりました。パリーグではオリックスが福良監督から西村監督に、楽天が梨田監督から、平石監督に代わりました。それぞれ昨年の成績を考慮しての交代でした。

 キャンプ地のほうは昨年と変わっていません。

パリーグ

・西武(辻監督) 日南、高知

・ソフトバンク(工藤監督) 宮崎

・日本ハム(栗山監督) 米アリゾナ州スコッツデール、沖縄名護、   

               沖縄国頭

・オリックス(西村監督) 宮崎

・ロッテ(井口監督) 沖縄石垣島

・楽天(平石監督) 沖縄久米島、沖縄金武

セリーグ

・広島(緒方監督) 日南、沖縄沖縄

・ヤクルト(小川監督) 沖縄浦添

・巨人(原監督) 宮崎、沖縄那覇

・DeNA(ラミレス監督) 沖縄宜野湾

・中日(与田監督) 沖縄北谷

・阪神(矢野監督) 沖縄宜野座

 今年の新戦力です。

パリーグ

・西武 内海哲也(巨人)

     ニール(ドジャース)

     松本航(日体大)

     渡邉勇太郎(浦和学院高)

・ソフトバンク 甲斐野央(東洋大)

     杉山一樹(三菱重工広島)

     坂東湧梧(JR東日本)

     野村大樹(早稲田実業高)

・日本ハム 金子弐大(オリックス)

     秋吉亮(ヤクルト)

     吉田輝星(金足農高)

     王柏融(台湾・ラミゴ)

・オリックス エップラー(パイレーツ)

     荒西祐大(ホンダ熊本)

     富山凌雅(トヨタ自動車)

     メセネス(フィリーズ)

・ロッテ レイビン(ブレーブス)

     レアード(日本ハム)

     バルガス(ツインズ)

     藤原恭大(大阪桐蔭高)

・楽天 福井優也(広島)

     浅村栄斗(西武)

     ブラッシュ(エンゼルス)

     辰巳涼介(立命大)

セリーグ

・広島 ローレンス(マリナーズ)

     レグナルト(メッツ)

     小園海斗(報徳学園高)

     長野久義(巨人)

・ヤクルト 高梨裕稔(日本ハム)

     清水昇(国学院大)

     五十嵐亮太(ソフトバンク)

     寺原隼人(ソフトバンク)

・巨人 岩隈久志(マリナーズ)

     岩谷銀仁朗(西武)

     丸佳浩(広島)

     高橋優貴(八戸学院大)

・DeNA 上茶谷大河(東洋大)

     大貫晋一(新日鉄住金鹿島)

     中井大介(巨人)

     知野直人(新潟アルビレックス)

・中日 梅津晃大(東洋大)

     勝野昌慶(三菱重工名古屋)

     ロメロ(ロイヤルズ) 

     根尾昴(大阪桐蔭高)

・阪神 西勇輝(オリックス)

     ガルシア(中日)

     マルテ(エンゼルス)

     近本光司(大阪ガス)

 この時期、どのチームも優勝を狙っています。どうなるか楽しみいっぱいです。

 

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