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2019年3月28日 (木)

3回目の名戸ヶ谷あびこ病院入院記(NO.1218)

 2019年3月9日から22日まで大腸憩室出血で名戸ヶ谷あびこ病院に入院しました。昨年10月に続いて3度目の大腸憩室出血での入院です。

 過去2回とも手賀沼通信ブログに2回に分けて書きました。今回は別の角度からまとめてみます。

・最初の判断が甘かった

 3月7日の朝、大便と一緒に出血がありました。今までの出血は初めての時は夜中に出血、家と病院で15回ほど出血しました。2回目の時は午後3時ころから、10回ほどの出血でした。便と一緒の時もあれば、血だけの時もありました。

 ところが今回はそんなに回数も多くなく、出血の量も多くありません。朝と、午前1回です。そのうち止まるのではないかと病院に行かず、食事だけ控えめにしました。ところが、その後も5回ほど出血しました。翌8日妻に車で送ってもらって名戸ヶ谷病院に行きました。処置室で止血止めの点滴を行い、出血止めの薬を出してもらって帰宅しました。食事も昼食と夕食を軽めにとりました。これが悪かったのです。

 結局9日も出血が続いたので、車で送ってもらって、名戸ヶ谷病院に行きそのまま入院となってしまったのです。入院期間も一番長く14日間になりました。出血が始まってから、退院できるまでは16日間もかかったことになります。よく犯罪で初動捜査のミスで解決が遅れたと言われることがありますが、今回も最初に病院に行くのが遅れ、入院を躊躇したのが、回復を遅らせた最大のミスでした。

 入院後は食事は絶食、夜中も点滴が続きました。食事ができたのは入院6日目の昼食からでした。それも流動食でした。

・名戸ヶ谷あびこ病院

 名戸ヶ谷あびこ病院は紹介状がなくても初診の時特別な料金はかかりません。病床の数が少ないためではないでしょうか。我孫子近辺では一番新しいため、清潔で明るく、快適な入院生活が送れます。1,2階は各科の診療室や検査室、会計など、3階はリハビリ室や薬局、売店、レストランなど、4,5,6階は病室とナースステーションとデイルーム、7階は展望風呂と会議室などとなっています。

 デイルームにはテーブルと椅子、飲み物の自動販売機、新聞や雑誌などがあり、元気な患者は面会の人とここで話し合っています。携帯電話も病室は原則禁止、ここで掛けています。部屋代のかからない病室は4人部屋です。ほかの病院では原則6人部屋でしたので4人だとそれだけストレスが少なくなります。

・病院のスタッフ

 医師のほかに、看護師、検査担当者、薬剤師、栄養士、世話係り、掃除係りなどがそれぞれのユニフォームをまとって患者の面倒を見てくれます。皆さん感じのいい人が多いです。日曜日と祝日は人数が減り、いくつかのサービスは省略されます。医師の巡回は日1回、看護師は1日3回接触があります。私もこの病気で3回合計38日間入院しており、ある程度の経験があります。医療やサービスについて過去の経験から疑問や質問をします。ある看護師からは「こちらはプロだから任せてほしい」と言われたこともあります。

・病院のシステム

 飲んでいる薬を全部持ってきてほしいと言われ、お薬手帳と薬を預けました。薬剤師はお薬手帳に出ている薬の一覧表を作り預けた薬との違いを聞いてきました。お薬手帳はあと数ページくらいしか残らないくらい使い込んだ状態でしたので、大分昔に飲んでいた薬も載っています。今飲んでいる薬の一覧表を別に出したのですが受け取りませんでした。なんだか無駄なことをしていると感じましたが、病院には決まったシステムがあるのかもしれません。

 預けた薬はすぐ返してくれましたが、安定剤のエチゾラムだけは、寝る前に毎晩飲むだけを渡してくれました。理由を聞いたら一度に大量に飲むと危険だからとのことでした。私はそんなことはしないと言いましたが信じてもらえませんでした。

・同室の患者

 途中で部屋を変わったり、入退院があったりで8人ほどの患者と部屋をともにしました。皆さん高齢者でした。静かな患者がほとんどでしたが、1人だけしょっちゅう咳が出る人が隣になりました。夜中に何度も起こされました。日中ベッドで携帯電話をかけるのも気になりました。

・スマホがあると便利

 我が家の家族9人のうち私だけがスマホでなくガラケイです。入院しているとスマホにしておけばよかったと後悔しました。スマホは動画やゲームやインスタや各種のアプリなどで時間がつぶせます。ガラケイにはそれがありません。

 電話とメールしか使いませんでした。家内とはしょっちゅうメールで連絡を取り合いました。トイレでの排泄物をカメラで撮り、看護師や医師に診てもらうのには使えました。

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2019年3月27日 (水)

3月27日の手賀沼のソメイヨシノ開花状況(NO.1217)

    2019年3月27日好天に誘われて手賀沼公園と遊歩道にソメイヨシノの写真を撮りに出かけました。


 手賀沼公園はそんなに桜の木は多くありません。その中で一番開花が進んでいた木は3分咲きくらいでした。


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 遊歩道も築堤の構築と排水管の敷設のため桜の木や枝が無残に切られ、最盛期の3分の1くらいの見事さになってしまいました。


 遊歩道は公園より開花が遅くぼちぼちという感じでした。1部咲までも行ってないのではないでしょうか。


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 新しく桜の名所とされている親水公園はまだほとんどつぼみでした。


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 昨年のブログでは3月23日に「手賀沼遊歩道と手賀沼公園のソメイヨシノが開花した」を書き、3月28日に「手賀沼公園と手賀沼遊歩道のソメイヨシノが満開となった」を書いています。


 東京では今年は昨年より早かったようですが、我孫子では昨年より遅れています。ソメイヨシノが満開になるのは、あと1週間か10日くらいかかるのではないでしょうか。

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2019年3月26日 (火)

手賀沼通信ブログへのアクセスが20万回を超えた(NO.1216)

 2019年3月16日手賀沼通信ブログへのアクセスが200,009回となり20万回を超えました。


 その日は名戸ヶ谷あびこ病院に入院中でしたので気がつきませんでしたが、22日に退院して調べた結果、20万回を超えたことに気がつきました。


 手賀沼通信ブログは2006年8月から書き始めました。1998年4月から毎月1回出している手賀沼通信を補うものとして書き始めたものです。12年7か月で20万回を超えたわけです。


 3月16日現在の1日当たりのアクセス数は平均43.6回です。多いときは1日当たり60回を超えていましたが、だんだん減ってきて最近ではここ4か月は20数回に減りました。


 原因は私の勝手な推測では、


・スマホが普及してパソコンを使う人が減ってきたこと


・手賀沼通信の読者が亡くなったり、パソコンをやめたりしたこと


などではないかと思います。スマホからも見られるのですが、手賀沼通信ブログは写真が少なく、文字が多いので検索の対象にはなりにくくなっているのではないかと思います。


 それにしても、有名人でもない個人の面白くもないブログを毎日43回も見てくださったことに、驚きとともに深く感謝しております。


 12年7か月で、書いた件数は1213件になりました。1月あたり約8件です。


 以前に比べると身の回りの話題が主になっています。旅行ができない身体になったため、海外や国内の旅行について書く機会がなくなってしまいました。残念に思っています。


 ただ書くことが好きなので、今後も書ける間は続けたいと思っています。

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2019年3月24日 (日)

イチローと野茂英雄に国民栄誉賞を出すべき(NO.1215)

 2019年3月21日マリナーズ対アスレチックスの公式戦開幕試合第2戦のあと、マリナーズのイチロー選手が東京都内で記者会見を開き現役引退を発表しました。45歳での引退です。新聞やテレビで「後悔などあろうはずがない」との文字が大きく出ていました。
 イチローは1992年ドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブに入団しました。1994年仰木監督はその年から登録名を鈴木一朗から「イチロー」に替えたイチローの抜群の打撃センスを見抜き一軍に定着させました。そして1994年から7年連続首位打者の成績を残しました。
 2001年ポスティング制度でシアトル・マリナーズに入団しました。野手としてメジャーリーグに移籍した第1号でした。
 その年いきなり新人賞、首位打者、盗塁王、ゴールデングローブ賞を獲得、MVPに選ばれました。2004年には262本のヒットを打ちメジャーリーグの年間最多安打記録を84年ぶりに更新しました。
 イチローの記録をまとめてみましょう。
・日米通算4367安打(打率.322)(ピート・ローズは4256安打)
・米国通算3089安打
・アリーグMVP1回
・アリーグ新人王1回
・オールスターMVP1回
・アリーグ首位打者2回
・アリーグ盗塁王1回
・シルバースラッガー賞3回
・ゴールドグラブ賞10回
・オールスター選出10回
・10年連続200本以上安打(大リーグ最高)
・262本年間最多安打
などです。
 2009年にはWBCの決勝戦で延長10回決勝打を放ち日本の優勝に貢献しました。
 今回の引退に海外メディアでも「伝説」とか「英雄」としてイチローをたたえています。
 今までに国民栄誉賞を2度打診されましたが、現役を理由に辞退しています。今回はぜひ国民栄誉賞をイチローに与えてほしい、本人も辞退しないでほしいと思います。
 そしてもう一人国民栄誉賞に値する元野球選手がいます。野茂英雄です。
 野茂は高卒で新日鉄に入社、都市対抗戦で活躍、新日鉄を優勝に導きました。オリンピックの日本代表に選ばれ、1988年のソウルオリンピックでは銀メダルの獲得に貢献しました。
 1989年のドラフト会議では史上最多の8球団から指名され近鉄バッファローズに入団しました。
 1990年には新人ながらパリーグの最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率、ベストナイン、新人王、MVPを獲得、沢村賞にも輝きました。当時の監督はイチローを育てた仰木監督でした。
 ところが仰木監督が退任、鈴木啓示監督になってから監督とそりが合わず、1995年近鉄を退団、ロサンジェルスドジャースに入団しました。年棒は近鉄時代の1億4000万円からわずか980万円になりました。
 日本人メジャーリーガーは南海から野球留学で派遣された村上雅則を除くと、事実上野茂が第1号です。当時のマスコミは野茂のメジャーリーグ挑戦を無謀と決めつけ、通用するはずがないと否定的な記事がほとんどでした。
 ところがその予想に反してメジャーリーグで大活躍、その後日本人選手がメジャーリーグで活躍できるきっかけを作ったのです。野茂がたった1人で道を切り開いたのです。
 1995年は前年8月から続いていた選手のストライキがやっと終わり、4月25日に開幕したばかりでした。野茂は5月2日に対ジャイアンツ戦に先発、デビュー戦で見事な初勝利を飾りました。翌日のニューヨーク・タイムズには、野茂のデビュー戦を取り上げ「野茂英雄は米国の野球界に対する、日本の最高の贈り物だ」と報じました。
 野茂はこの年13勝を挙げ新人王を獲得、翌年は16勝でオールスターにも選ばれました。野茂は1996年にナ・リーグでノーヒットノーランを達成、2001年にはア・リーグのレッドソックスでノーヒットノーランを達成しました。両リーグでノーヒットノーランを達成したのは史上4人目でした。
 ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜は長嶋茂雄と同時に国民栄誉賞を受賞しています。イチローと野茂英雄も松井秀喜に勝るとも劣らない活躍をし、野球界に貢献するとともに、日本国民に勇気を与えてくれました。
 この際2人同時に国民栄誉賞を贈るべきと思います。

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2019年3月23日 (土)

17日ぶりの手賀沼通信ブログ(NO.1214)

 平成31年3月22日まで3度目の大腸憩室出血で14日間入院しました。
 その間ブログを書くことができませんでした。このブログは17日ぶりとなります。
 今朝書こうと思っていつものようにココログのブログを書く画面に行ったのですが見当たりません。なくなっていました。何とか探し出して驚きました。ココログがバージョンアップされ変わっていたのです。書きやすく垢抜けした画面になりました。
 それ以外にもこの14日間で大きく変わったことがありました。入院するときは寒さがこたえましたが、退院の日は春爛漫と言った感じでした。(もっともこのブログを書いている23日は冬に逆戻りですが。)
 入院中にソメイヨシノが各地で開花しました。例年より早い開花です。
 アメリカメジャーリーグの野球、マリナーズ対アスレチックスの公式戦が日本で始まりました。イチローが先発出場し、そして45歳で引退しました。入院中なので9時に消灯するため、野球放送は途中で見なれなくなったのは残念でしたが、翌日6紙の新聞で見られました。
 今日はブログを書けなかったことのお知らせです。入院中のこと、イチローのことなど、これから書いてみようと思っています。

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2019年3月 6日 (水)

朝ドラ「まんぷく」と大河ドラマ「いだてん」(NO.1213)

 平成31年3月になり朝ドラ「まんぷく」は視聴率21%前後と好調、大河ドラマ「いだてん」は視聴率9%台で低迷しています。

 私も朝ドラは毎日見ていますが、大河ドラマは3月3日の放送から見るのをやめました。

 まんぷくはインスタントラーメンを開発した安藤百福を描いたドラマです。NHK大阪の朝ドラは、だいたいモデルがはっきりしており人気があります。わかりやすく、ハラハラさせる面白い筋書が多い感じです。今回も期待にたがわず、毎日期待しながら見ています。

 いだてんは日本人として初めてオリンピックに参加したマラソンの金栗四三を描いたドラマです。大河ドラマには珍しく明治時代以降のドラマになっています。なお「坂の上の雲」は1回90分の3年がかりのスペシャルドラマなので別物です。

 以下は私見ですが、いだてんは登場人物が多すぎてドラマの展開がごちゃごちゃしていて、わかりにくく面白くありません。視聴率が低いのも理解できます。

 大河ドラマは、主人公を中心にすっきりした筋立てが望まれているのではないでしょうか。

 私は大河ドラマは大体は初めから終わりまで見るのですが、ここ10年では「江~姫たちの戦国~」「平清盛」「おんな城主 直虎」「いだてん」は途中で見るのをやめています。

 来年の大河ドラマは明智光秀が主人公だそうですが、果たして面白いドラマになるのでしょうか。

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