3回目の名戸ヶ谷あびこ病院入院記(NO.1218)
2019年3月9日から22日まで大腸憩室出血で名戸ヶ谷あびこ病院に入院しました。昨年10月に続いて3度目の大腸憩室出血での入院です。
過去2回とも手賀沼通信ブログに2回に分けて書きました。今回は別の角度からまとめてみます。
・最初の判断が甘かった
3月7日の朝、大便と一緒に出血がありました。今までの出血は初めての時は夜中に出血、家と病院で15回ほど出血しました。2回目の時は午後3時ころから、10回ほどの出血でした。便と一緒の時もあれば、血だけの時もありました。
ところが今回はそんなに回数も多くなく、出血の量も多くありません。朝と、午前1回です。そのうち止まるのではないかと病院に行かず、食事だけ控えめにしました。ところが、その後も5回ほど出血しました。翌8日妻に車で送ってもらって名戸ヶ谷病院に行きました。処置室で止血止めの点滴を行い、出血止めの薬を出してもらって帰宅しました。食事も昼食と夕食を軽めにとりました。これが悪かったのです。
結局9日も出血が続いたので、車で送ってもらって、名戸ヶ谷病院に行きそのまま入院となってしまったのです。入院期間も一番長く14日間になりました。出血が始まってから、退院できるまでは16日間もかかったことになります。よく犯罪で初動捜査のミスで解決が遅れたと言われることがありますが、今回も最初に病院に行くのが遅れ、入院を躊躇したのが、回復を遅らせた最大のミスでした。
入院後は食事は絶食、夜中も点滴が続きました。食事ができたのは入院6日目の昼食からでした。それも流動食でした。
・名戸ヶ谷あびこ病院
名戸ヶ谷あびこ病院は紹介状がなくても初診の時特別な料金はかかりません。病床の数が少ないためではないでしょうか。我孫子近辺では一番新しいため、清潔で明るく、快適な入院生活が送れます。1,2階は各科の診療室や検査室、会計など、3階はリハビリ室や薬局、売店、レストランなど、4,5,6階は病室とナースステーションとデイルーム、7階は展望風呂と会議室などとなっています。
デイルームにはテーブルと椅子、飲み物の自動販売機、新聞や雑誌などがあり、元気な患者は面会の人とここで話し合っています。携帯電話も病室は原則禁止、ここで掛けています。部屋代のかからない病室は4人部屋です。ほかの病院では原則6人部屋でしたので4人だとそれだけストレスが少なくなります。
・病院のスタッフ
医師のほかに、看護師、検査担当者、薬剤師、栄養士、世話係り、掃除係りなどがそれぞれのユニフォームをまとって患者の面倒を見てくれます。皆さん感じのいい人が多いです。日曜日と祝日は人数が減り、いくつかのサービスは省略されます。医師の巡回は日1回、看護師は1日3回接触があります。私もこの病気で3回合計38日間入院しており、ある程度の経験があります。医療やサービスについて過去の経験から疑問や質問をします。ある看護師からは「こちらはプロだから任せてほしい」と言われたこともあります。
・病院のシステム
飲んでいる薬を全部持ってきてほしいと言われ、お薬手帳と薬を預けました。薬剤師はお薬手帳に出ている薬の一覧表を作り預けた薬との違いを聞いてきました。お薬手帳はあと数ページくらいしか残らないくらい使い込んだ状態でしたので、大分昔に飲んでいた薬も載っています。今飲んでいる薬の一覧表を別に出したのですが受け取りませんでした。なんだか無駄なことをしていると感じましたが、病院には決まったシステムがあるのかもしれません。
預けた薬はすぐ返してくれましたが、安定剤のエチゾラムだけは、寝る前に毎晩飲むだけを渡してくれました。理由を聞いたら一度に大量に飲むと危険だからとのことでした。私はそんなことはしないと言いましたが信じてもらえませんでした。
・同室の患者
途中で部屋を変わったり、入退院があったりで8人ほどの患者と部屋をともにしました。皆さん高齢者でした。静かな患者がほとんどでしたが、1人だけしょっちゅう咳が出る人が隣になりました。夜中に何度も起こされました。日中ベッドで携帯電話をかけるのも気になりました。
・スマホがあると便利
我が家の家族9人のうち私だけがスマホでなくガラケイです。入院しているとスマホにしておけばよかったと後悔しました。スマホは動画やゲームやインスタや各種のアプリなどで時間がつぶせます。ガラケイにはそれがありません。
電話とメールしか使いませんでした。家内とはしょっちゅうメールで連絡を取り合いました。トイレでの排泄物をカメラで撮り、看護師や医師に診てもらうのには使えました。
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