ラグビーワールドカップの日本代表が決まった(NO.1265)
2019年8月29日、ラグビーーワールドカップの日本代表が決まりました。
そのメンバーを見てこれが日本代表かと驚きを隠せませんでした。サッカーのワールドカップ日本代表や、WBCの侍ジャパンのメンバーはすべて日本人です。大相撲が国際化を果たしたナンバーワンですが、これは国内でのこと、日本代表ではありません。
ラグビーの日本代表は、ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフがニュージーランド出身です。選手31名は日本人出身者が16人、外国出身者はニュージーランド5人、トンガ5人、南アフリカ2人、オーストラリア、サモア、韓国が各1人で計15人、コーチを入れるとちょうど半数が外国出身者です。ただ15人中8人が日本国籍をとっています。
そしてこの15人の外国出身者は日本が大好きで、日本語ペラペラ、日本のトップリーグに所属していたり、日本の大学に留学して日本代表を目指した人がほとんどです。過去ワールドカップ日本代表として出場経験のある人が多く見られます。
そこでネットでラグビー日本代表になる条件を調べてみました。
条件は他国での代表歴がないことと次のうち1つが満たされていたら代表になれるという、他のスポーツに無いラグビーだけのルールがあるからです。
・出生地が日本
・両親または祖父母のうち一人が日本出身
・日本に継続して3年以上居住していること
のどれかです。国籍や日本の永住権などは条件になっていません。あらためてラグビーのおおらかさに心を打たれました。
ワールドカップは9月20日から11月2日まで全国12の会場で開催されます。世界から20の国と地域が出場します。
秋の楽しみがまた増えました。日本チームの健闘を祈っています。
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