2019年高校野球甲子園出場校を分析して楽しむ(NO.1261)
今高校野球夏の大会が甲子園で熱戦を繰り広げています。この暑い中、選手も応援団も観客もごくろうさまです。私は涼しい家の中でテレビで楽しんでいます。
ゲームを見る以外に出場校を分析してみました。これも楽しみの一つです。
最近は私立高校が甲子園を牛耳っています。今年の49代表校は、私立35校、県立12校、市立2校です。
ブロック別では、公立(県立+市立)は四国と九州が3校、中国と北信越が2校、北海道が0校、あとは1校ずつとなっています。公立高校が甲子園に出てくるのは大変です。千葉の習志野高校(市立)、兵庫の明石商業(市立)はよく頑張りました。
初出場は、誉(愛知)、飯山(長野)、富島(宮崎)の各高校です。回を重ねるたびに初出場の高校は減ってきます。
20回以上出場している高校は9校あります。仙台育英(宮城)28回、静岡(静岡)25回、智弁和歌山(和歌山)24回がベストスリーです。歴史を感じさせられます。
3年以上連続出場の高校は7校あります。13年連続の聖光学院(福島)、9年連続の作新学院(栃木)、5年連続の花咲徳栄(埼玉)がベストスリーです。その努力は並みでないでしょう。
私立高校は公立と違って全国から優秀な選手を集められます。全高校を調べたわけではありませんが、いくつか代表的な高校を選んでみました。ベンチに入れるのは18名です。その18名の出身中学を調べました。
八戸学院(青森)は青森県の中学出身は2名で関西が10名、あとは全国からでした。鶴岡東(山形)は山形県出身は4名、聖光学院(福島)は福島県出身は8名でした。東北の私立高校は比較的他県出身者が多い感じですが、大谷翔平や菊池雄星を生んだ花巻東(岩手)は18名中17名が岩手出身でした。旭川大(北北海道)や沖縄尚学(沖縄)はすべて北海道と沖縄の出身者でした。履正社(大阪)は大阪9名兵庫10名と地元出身者でした。明徳義塾(高知)は高知県が6名、神村学園(鹿児島)は鹿児島2名でした。
私立高校にはそれぞれ選手集めに違った方針があるようです。
高校野球の楽しみ方もまたいろいろあると感じています。
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