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2019年8月 2日 (金)

東京オリンピックはなぜ猛暑の時期に開催されるか(NO.1257)

 連日猛暑が続いています。とても外に出る気がしません。

 東京オリンピックは来年の7月24日に開幕、8月9日に終わることになっています。なんでこんな猛暑の時期に開催されるのでしょうか。1964年の東京オリンピックは10月でした。なぜ今度も10月にならないのでしょうか。

 原因はIOC(国際オリンピック委員会)にあります。2000年のオリンピックから夏季オリンピックは7月15日から8月31日までに開催すると決めたのです。

 ただ例外は認めるとしています。2000年のシドニーオリンピックは南半球で7、8月は真冬に当たります。参加国は北半球が大半なので、例外として春に当たる9月後半に開催しました。

 そのあとのアテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロ、東京は7月、8月の開催となりました。

 IOCは7,8月が一番テレビの視聴率が高くなると見たのです。10月はアメリカではメジャーリーグ野球のポストシーズンが行われます。アメリカンフットボールも開幕します。ヨーロッパではサッカーシーズンです。10月はオリンピックの価値が下がります。テレビ局に高く売りこむには7,8月が最高だと読んだのです。

 現在アメリカでのオリンピックのテレビ放送はNBCと独占契約を結んでいます。2014年に2032年まで76億5000万ドル(約8500億円)で契約しました。ヨーロッパでの放送はユーロスポーツを買収したアメリカのディスカバリー・コミュニケーションズと13億ユーロ(約1680億円)で2024年までの4大会の独占契約を結びました。7,8月の大会だからその金額で契約できたのでしょう。

 被害を受けるのは選手と観客です。気象庁の発表では、東京の7月最後の10日間と、8月最初の10日間の最高気温の平均は32度です。屋外ではもっと高くなるでしょう。熱中症にかかる選手や観客が続出するのではないでしょうか。

 思い出されるのは昨年のピョンチャン大会のスキージャンプ競技です。アメリカのテレビのゴールデンタイムに合わせるため深夜に行われました。天候も悪かったため、選手は高くて寒いジャンプ台の上で待たされました。観客も寒い会場で待たされ、帰る足もなかったようでした。

 オリンピックは誰のためにあるのかを考えさせられています。

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