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2019年10月14日 (月)

大型台風19号の爪痕(NO.1278)

 大型で非常に強い台風19号は令和元年10月12日から13日未明にかけて、東海、関東、東北地方を縦断しました。

 10月14日の読売新聞朝刊には、31名死亡20名不明と出ていました。死者は神奈川県から岩手県まで10県にわたっていました。

 台風は12日午後7時ころ静岡県伊豆半島に上陸し、神奈川県、東京都、千葉県、茨城県、福島県を通過し太平洋に抜けました。

 大型台風のため各方面で事前の大きな備えをしました。12日は交通機関の計画運休が行われ、多くのデパートやスーパーやコンビニや商店が閉店しました。いろいろなイベントが中止となり、ラグビーワールドカップも2試合が中止、クライマックスシリーズも延期になりました。

 その前の11日には各家庭での買い揃えのため、食料品や水の在庫が少なくなり、懐中電灯や電池の販売が増えました。我が家でも停電に備えて懐中電灯を買いそろえ、植木鉢を玄関に持ち込み、雨漏りの備えなどをしました。近くに住む子供たちや愛媛県の妹は心配して電話をかけてきました。

 しかし我孫子は大雨も降らず、風も大したことはなく無事に13日の朝を迎えました。

 ところがその後各地の被害がテレビで放送され、台風19号はやはり予想通りというかそれを超えた災害を待たらしました。新聞には治水能力を超える雨が降ったと出ていました。21河川が24か所で決壊し、142か所で越水しました。

 テレビで大きく報道されたのが長野県千曲川の氾濫です。数多くの家屋が水につかり、長野新幹線車両センターでは新幹線車両120両が水浸しになりました。

 今回の台風では台風の通ったところだけでなく、離れた場所でも大雨の被害が出ました。日本は毎年のように水の被害に遭っています。昔の伊勢湾台風や狩野川台風などの大型の台風だけでなく、昨年の西日本豪雨など台風以外の水の災害もあります。地球温暖化で大型台風が増えるとも言われています。

 今回の19号のように事前に警告がなされ、それぞれ考えられる備えをしても、台風が通ったあとの報道される風景は変わりません。今回は昨年の西日本豪雨やつい最近の台風15号での千葉県の惨状や停電の被害を見てそれぞれ備えていたはずです。

 今後どうすればいいのでしょうか。解決策は見つかるのでしょうか。私にはわかりません。

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