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2019年11月 2日 (土)

沖縄首里城の思い出(NO.1284)

 令和元年10月31日午前2時40分頃、沖縄那覇市の世界文化遺産・首里城跡に建つ首里城から出火し、正殿など7棟約4800平米が焼けました。全焼したのは、正殿、北殿、南殿・番所で、奉神門、書院・鎖之間、黄金御殿、二階御殿が半焼でした。正殿の北側あたりから出火したようですが、正確な出火場所は調査中です。

 首里城は1945年の沖縄戦で全焼し、その後復旧活動が行われ、30年にわたる復元工事が2019年1月に完了したばかりでした。それがなくなってしまったのです。沖縄県民にとっては大変なショックだったと思います。

 今年の4月にパリのノートルダム大聖堂で火災が発生し一部が焼け落ちましたが、その時はパリ市民が悲しみにくれました。今回は首里城が全焼したのです。沖縄県民の悲しみはそれ以上ではないでしょうか。

 私は妻と2度首里城跡を訪れています。最初に行ったのは1981年4月でその時は首里城はまだ復元されておらず、守礼の門しかありませんでした。

 2度目に行ったのは2007年3月に7日間の沖縄本島観光ツアーで首里城公園に立ち寄りました。首里城は見事に復元され、美しく輝いていました。首里城の中には、琉球王の玉座や王冠などが飾られ、当時の儀式を模したジオラマなどが置かれていました。

 その時撮った写真です。

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 これらがみんな焼失したと思うと心が痛みます。

 さっそく募金活動が始まっていますので、ささやかですが協力したいと思っています。

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