今年の日本シリーズとワールドシリーズは記録づくめ(NO.1283)
2019年10月30日ワールドシリーズ第7戦がアメリカテキサス州ヒューストンで行われ、ナショナルリーグのワシントン・ナショナルズがアメリカンリーグのヒューストン・アストロズを破りワールドチャンピオンになりました。
日本シリーズはすでに10月23日にソフトバンクが日本一になり終わっています。
今年はどちらも記録づくめです。どちらも下剋上です。
まず日本です。パリーグのクライマックスシリーズは2位だったソフトバンクが1位だった西武を4連勝で下しました。そして日本シリーズはセリーグの優勝チームの巨人を4連勝で破りました。クライマックスシリーズから8連勝で日本一となったのは初めてです。
アメリカではナショナルリーグ東地区2位だったナショナルズがワイルドカードで出場し、ドジャースとカージナルスを破ってリーグチャンピオンになりました。
そしてワールドシリーズではアメリカンリーグのアストロズを4勝3敗で破りました。その4勝はすべてアストロズの本拠地ヒューストンで挙げたものです。ということはワシントンではアストロズが勝ったことになります。すべての勝利を敵地で勝って優勝したのは115回を数えるワールドシリーズでは初めてのことです。
ナショナルズは球団創設以来51年ぶりで初のワールドチャンピオンになりました。ナショナルズは1969年カナダのモントリオールで、モントリオール・エクスポズとして誕生しました。2005年アメリカの首都ワシントンに本拠地を移してワシントン・ナショナルズに名前を替えました。私はワシントン・セネタースという名前になじんでいたのですが、いつの間にかワシントンナショナルズになっていたので違和感を持っていました。別のチームがやってきていたのです。
とにかく東地区2位のチームがワールドチャンピオンになったことに敬意を表しましょう。
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