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2019年12月26日 (木)

少子化がどうにも止まらない(NO.1302)

 2019年12月24日、厚生労働省が2019年の人口動態統計の年間推計を発表しました。

・出生数 86万4000人(過去最少)

・死亡数 137万6000人(戦後最多)

・自然減数 51万2000人(過去最多)

・婚姻件数 21万組(戦後最少)

 出生数は過去最少となり、2017年に国立社会保障・人口問題研究所が発表した将来推計より2年早く86万人台になりました。

 この推計では合計特殊出生率を高位(1.65)、中位(1.44)、低位(1.25)の3通りで行なっています。2018年の合計特殊出生率は1.42でしたが今年は低下する見通しなので、2060年には中位での推計数の9284万人と低位での推計数の8763万人の間くらいになるのではないかと考えられます。今後40年で、私が中学生だった約65年前くらいの数字になるのではないでしょうか。それから先も考えるのも恐ろしいくらいのスピードで少子化が進むと思われます。

 今は男女の学歴差はありません。また専業主婦もほぼなくなっています。私見ですが少子化の原因は3つあると思います。

 1つ目は結婚しない男女が増えていることです。男性も女性も結婚に必ずしも夢や楽しさを見つけられなくなっています。むしろ煩わしさを感じたり、経済的なマイナスを感じる人が増えているのではないでしょうか。

 2つ目は育児は女性がするものという考えが、社会にも企業にもそして男性にもあるということです。女性が働きながら育児をすることは、心身ともに大変なことです。それを認めるほど進化した社会にはなっていません。

 3つ目は女性が働きながら育児を円滑に行える制度が足りないということです。出産休暇、育児休業、保育園、職場復帰等まだまだ不十分です。ヨーロッパに普及している男性の育児休業などは日本ではゼロに等しいのではないでしょうか。

 もう私たち老人の出番はありませんが、今の現役世代、若者たちは自分に降りかかってくることという自覚をもって少子化問題に取り組んでほしいと願っています。

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2019年12月22日 (日)

2019年海外10大ニュース(NO.1301)

 2019年12月22日、読売新聞の読者が選んだ「2019年海外10大ニュース」が決まりました。

1 香港で学生らが大規模デモ

2 ノートルダム大聖堂で大火災

3 16歳グレタさん、国連で演説

4 北朝鮮、新型SLBM発射

5 米「パリ協定」離脱を国連に通告

6 ハノイで2回目の米朝首脳会談、物別れに

7 米中、制裁・報復「第4弾」発動

8 アマゾンで森林火災が多発

9 米下院が解散総選挙、EU離脱が最大の争点

10 英ヘンリー王子に第1子の男児誕生

 読売新聞が用意した48項目から10項目を選んで応募する方法です。

 有効応募総数は昨年の12143通から少し減って11848通でした。

 投票の年代別構成比では19歳以下が圧倒的に多く34%でした。全国49の小中高校から3993通の投票が寄せられました。その次に多かったのは70歳以上で20%でした。

 10項目の的中者はただ1人で昨年の7名から減りました。

 今年は大事件が少なかったせいか投票が割れて5項目の的中者が1番多く27.6%でした。昨年は7項目の的中者が一番多く24.5%でした。

 私も応募しました。4項目しか的中できず過去最低でした。原因は歳のせいか世界の事情に疎くなったことと、若い世代との感覚の違いでしょうか。グレタさんやヘンリー王子は19歳以下の若者の感覚で選ばれたのかもしれません。

 私が選ばなかったのは、3、4、6、7、8、10です。代わりに

11 英首相にジョンソン氏

12 「イスラム国」指導者が米作戦で死亡

15 韓国の曺曺法相が辞任、政権に打撃

16 ボーイング機が墜落、157人死亡

18 中国の探査機が月裏側に着陸、世界初

25 米司法省、中国通信機大手「華為技術」のCFOを起訴

を選びました。勉強不足を痛感しました

 

 

 

 

 

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2019年12月21日 (土)

2019年日本10大ニュース(NO.1300)

 2019年12月21日、読売新聞の読者が選んだ「2019年日本10大ニュース」が決まりました。

1 天皇陛下が即位、「令和」に改元

2 ラグビーW杯日本大会開幕、日本8強

3 京都アニメーション放火、36人死亡

4 消費税率10%スタート

5 東日本で台風大雨被害、死者相次ぐ

6 ノーベル化学賞に吉野彰氏

7 沖縄・首里城が消失

8 ゴルフ・渋野日向子が全英女子優勝

9 マリナーズ・イチローが引退表明

10 徴用工問題で日韓関係悪化

 読売新聞が用意した11月までの66項目から10項目を選んで応募する方法です。

 今年は募集した後に発生した2項目が番外として選ばれました。

番外 中曽根元首相死去

番外 中村医師銃撃され死亡

 有効応募総数は昨年の18710通より若干少ない18368通でした。

 今年は投票の年代別構成比が出ていました。19歳以下が最も多く29%を占めていました。小中高校生から4979通が寄せられました。それに次いで多かったのは70歳以上で23%でした。

 全項目的中者は昨年と同じ65人でした。

 全体では昨年と同じ7項目的中者が最も多く26.5%でした。

 私も応募しました。8項目しか的中できませんでした。

 6,10の代わりに、

12 ローマ教皇が38年ぶりに来日

15 探査機はやぶさ2、小惑星リュウグウに着地成功

を選びました。ノーベル賞受賞を選ばなかったのは大ミスでした。

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2019年12月11日 (水)

民謡の愛友会を退会(NO.1299)

 令和元年12月8日民謡の愛友会を退会しました。理由は脊柱管狭窄症からくる足の痛みです。

 愛友会は湖北の中峠青年館で月2回第2日曜と第4日曜に稽古日があります。稽古というよりみんなが好きな唄を唄って楽しむ会という感じです。民謡は三味線と尺八と太鼓の伴奏で唄います。唄によっては尺八だけという場合もあります。

 中峠青年館は車で片道20分くらいです。親指がしびれたり、激痛が走るようになりました。車を運転中にその痛みが来たら、今問題になっている高齢者の車の事故につながりかねません。車は今年で運転をやめることにしました。バスと電車を乗り継いでいく方法もありますが、駅から10分弱歩かなくてはなりません。狭窄症による間欠跛行で途中で歩けなくなる可能性が大です。そこで思い切って会をやめることにしました。

 愛友会には平成元年3月に入会しました。民謡はあまり唄ったことがなく,素人同然でした。長続きするものを始めたくて市役所に聞いたら愛友会を紹介してくれました。愛友会は唄の先生はいません。自分で唄いたい曲を選んで伴奏に合わせてマイクで唄うのです。伴奏は皆さんプロ級でほとんどの曲を伴奏してくれます。

 ウォークマンと民謡のテープを買ってきて手賀沼遊歩道の人のいないところで錬習をしました。散歩中に練習です。そのうちにだんだんと曲を覚え、愛友会が待ち遠しくなりました。市民会館や公民館の舞台でも唄えるようになりました。一度だけですが武道館の舞台でも唄ったことがあります。

 しかし体調には勝てません。仲間より先にやめることになったのです。

 12月8日は愛友会の忘年会でした。そこで花束とメッセージと寸志をいただきました。思いもかけないサプライズでした。一緒に民謡を楽しんだ皆さんには感謝の言葉しかありませんでした。

 花束を抱いた写真は恥ずかしいので,玄関に飾った花束の花の写真です。

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2019年12月 5日 (木)

新しいホームドクターを見つける(NO.1298)

 令和元年12月3日新しいホームドクターを見つけました。我孫子駅に近い中山クリニックです。

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 35年間お世話になった竹内医院が10月30日で閉院しました。ホームドクターがなくなったのです。我が家から一番近い医院は名戸ヶ谷あびこ病院ですが、病院はいくつかの診療科に分かれていて、診察を受けるにも時間がかかります。病気や薬や体についてアドバイスいただくには病院は大きすぎます。

 ウェルシアのかかりつけの薬局に聞いたところ中山クリニックを推薦してくれました。

 毎日飲んでいる薬が切れそうになったので、12月3日に中山クリニックに行きました。マンションの1階にある小さな医院です。入口は狭いですが、待合室は結構広く明るい感じの医院でした。

 中山先生は45歳、感じのいいドクターでした。病院の先生はパソコン画面を見ていて、こちらの話はあまり聞かないドクターが多いのですが、中山先生はこちらの顔をよく見て、話をよく聞いてくれました。

 いいホームドクターが見つかりホッとしています。

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2019年12月 4日 (水)

リビングのテレビを買い替えた(NO.1297)

 令和元年12月1日、リビングルームのテレビを買い替えました

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 昨年から冷蔵庫をはじめとしていろいろなものが壊れましたが、こんどはテレビの番となりました。買い替える数日前に突然テレビが見られなくなりました。スイッチを入れても画面も音も出ません。電源を抜いたりカードを入れ直したり色々試みましたが、反応はありませんでした。

 2006年11月にヤマダデンキで35万円で購入したシャープの42インチのアクオスです。取扱説明書に出ていた修理相談センターに電話しました。型式番号を言って故障の状態を説明しました。ところがその型式のテレビは2016年にメンテナンス中止となっており修理できないとの事でした。

 今はテレビがないと味気ない生活になっています。どう過ごしてよいかわかりません。そこで早速近くのケーズデンキに行き、いろいろ見てみました。新しいテレビはほとんど4Kまたは8K対応になっていました。対応していないテレビは42インチでは5~6万円になっていました。素晴らしい技術の進歩の結果です。

 いろいろ見比べて買ったのは49インチの4K対応テレビでした。我が家はJCOMにしているので4Kチューナーを内臓していないものになります。JCOMと契約すれば4Kも見られます。4Kでなくても画面は格段にはっきり映ります。

 足が悪くなり外出が減ったのでこれからはテレビの役割がうんと増えます。いい時に壊れてくれたのかもしれません。

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2019年12月 3日 (火)

ついにガラケイからスマホに変える(NO.1296)

 令和元年11月30日ついにガラケイからスマホに変えました

 妻、2人の子供、2人の子供の配偶者、3人の孫の合計8人はスマホでしたが、私はずっとガラケイを使っていました。外出先から妻に電話するか、妻とメールのやり取りをするくらいしか携帯電話を使っていなかったからです。

 家にいるときは携帯は不携帯で自分の部屋に置きっぱなしでした。友人や知人にはなるべく携帯の電話番号は教えず、家庭電話に連絡してもらっていました。一方パソコンはフルに使っていました。毎日数時間はパソコンの前で過ごし,やりすぎかなと思うこともありました。

 ところが最近になってガラケイやパソコンではできない、スマホでなければこなせないことが増えてきました。キャッシュレスに対応するスマホ決済などがそれです。また調べたいことなど今まではパソコンで間に合わせていましたが、スマホならどこでもいつでも調べることができます。スマホが携帯コンピュータだからです。

 というわけでスマホを持つことにしました。iPhone7をワイモバイルから購入しました。妻と同じタイプにしました。分からないことを教えてもらえるからです。

 ワイモバイルはソフトバンクの系列会社ですが、ソフトバンクより使用料金が安くなっています。ソフトバンクのスマホとほぼ互換性があります。

 やっと人並みになりましたが、パソコンのキーボードとは大きさや入力方法が違うためいまのところ四苦八苦しています。慣れるしかありません。40の手習いでなく80の手習いです。

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2019年12月 2日 (月)

新国立競技場が完成(NO.1295)

 1920年11月30日東京都の神宮に新しい国立競技場が完成しました

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 東京オリンピックに使用するため突貫工事で建築されました。新国立競技場は当初はコンクールで当選したイギリス人のザハ・ハディド案で建設される予定でしたが、建築費その他の事情で白紙撤回されました。そして隈研吾氏の設計による木材を基調とした新国立競技場が建設されることとなりました。

 予定より1年2か月遅れで着工され、11月30日に完工したのです。

 主な特徴です。

・建設費 約1569億円

・建築面積 約9万9600平米

・高さ 約47メートル

・地上5階、地下2階

・収容人員 約6万人(車いす約500)

・全国47都道府県の木材で軒びさし

・ミスト冷却設備、気流創出ファン、空調休憩室などの暑さ対策

・植栽約4万7千本などの緑がいっぱい

 東京オリンピックまでの主なスケジュールです。

・12月中旬 竣工式

・1月1日 サッカー天皇杯決勝

・1月11日 全国大学ラグビー決勝

・7月24日 東京オリンピック開会式

 これで一番心配していたオリンピックの眼玉が完成です

 

 

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2019年12月 1日 (日)

中曽根康弘元首相死去(NO.1294)

 令和元年11月23日、中曽根康弘元首相が101歳で亡くなりました

 中曽根氏は1982年11月から1987年11月まで約5年間、1806日間首相を務めました2003年に引退するまで連続20回の当選を重ね、衆議院議員在職期間は56年間に及びました

 一時は三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘の「三角大福中」の1人として話題を呼びましたが、私は中曽根康弘の名前を5人の中で一番最初に知りました。1950年代の後半、大学生として東京から愛媛県に帰省する途中の東海道線の車窓から、「日本の首相は国民投票で選ぼう 中曽根康弘」の看板を見かけたのです。正確な文章は違ったかもしれませんが、大統領のように直接国民が選ぶべきという表現でした。そこで中曽根さんの名前を知ったのです。

 そのあと考えを変えたのかもしれませんが、それから20数年後に首相に選ばれたのです。

 読売新聞の社説には「戦後史に刻む『大統領的』首相」とのタイトルで載っていました。

 中曽根氏は「戦後政治の総決算」を掲げ,多くの改革を成し遂げました。「聖域なき行財政改革」に取り組み、国鉄、電電公社、専売公社の3公社の民営化を成し遂げました。

 当時国鉄は大赤字にありながら、国鉄労組が「順法闘争」の名目で違法闘争を繰り返し、ダイヤは乱れるやら、電車の車体に落書きをするやらめちゃめちゃの状態でした。電電公社は国内の通信を独占し、法外な市外電話料金を課したり、電話を引くのに待たせた挙句債券を購入させたり、こちらは大もうけをしていました。

 中曽根首相はトップダウンで,民営化を図りました。生まれ変わったJRは便利になり、サービスを向上させました。NTTは他の新規参入の通信会社と熾烈な競争をする羽目になりましたが、国民は技術発展と低料金化で大きな利益を得ることとなりました。

 中曽根首相は、外交面では強固な日米関係を築きました。ロナルド・レーガン大統領とは、「ロン」、「ヤス」と呼び合うような親密な関係となりました。青梅線沿線の中曽根首相の別荘にレーガン大統領が招かれたことを思い出しています。首相として立派な業績を残したと思います。

 今、国会は「桜を見る会」騒動でもめていますが、日本の国会はもっと重要なことを決める機関だと思います。国会議員と政治家と政治の堕落を見ているような気がしてなりません。

 

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