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2020年2月 4日 (火)

イギリスはEU離脱で大英帝国復活がなるのだろうか(NO.1310)

 2020年1月31日イギリスがEU離脱を果たしました。

 国民投票で離脱を決めてから、離脱をめぐる国内の政治混乱のため、離脱日は3度延期されました。ジョンソン首相はやっと念願がかなったわけです。

 ただ国内は2つに割れました。離脱に賛成するのは、主に地方、高齢者、労働者で、ロンドン、若者、高学歴者はどちらかというと残留派です。乱暴な言い方かもしれませんが、トランプ大統領の支持者と同じような階層が離脱賛成派という感じです。

 イギリスがEUに加入してから、EU内での人の移動が自由になったため、ポーランドなどの東欧諸国から移民が大勢イギリスにやってきました。東欧諸国では仕事がなかなか見つからなかったためです。移民は低賃金で働くため、イギリス人の職を奪いました。また途中からやってきて、イギリスの高福祉制度の恩恵を受けることができました。治安も悪くなりました。イギリス人にとっては目障りで、我慢ならなかったのです。

 また、政治や経済の面からは、EUのルールが優先され、イギリス流は制限を受けたのです。プライドの高いイギリス人にとっては、これも我慢の限界を超えたようです。イギリスはもともと通貨もユーロではなくポンドを使っていました。大英帝国復活を願って、イギリスファーストを取ったわけです。これもトランプに似ています。

 今年の12月末までは移行期間のため今までと変わりませんが、通商上の混乱を防ぐためには、それまでにEU諸国やEU以外の主要国と個別に協定を結ぶ必要に迫られています。

 日本の多くの企業も、今まではイギリスにEUの拠点を置いていましたが、それをEU内の国に移転する動きが出ています。イギリス内の工場を閉めるとことも出てきています。

 EU離脱で、はたして大英帝国は復活するのでしょうか。世界経済に与える影響を少なくすることができるのでしょうか。心配とともに、興味をもって成り行きを見ています。

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