東京オリンピック・パラリンピックの日程が予想通りとなった(NO.1330)
2020年3月30日、IOCの臨時総会で日本が提案した東京オリンピックとパラリンピックの日程が承認され決定しました。
オリンピックは2021年7月23日~8月8日、パラリンピックは8月24日~9月5日です。
これは私が3月25日に書いた「東京オリンピック1年延期への提言」のとおりです。でもこの日程は1年程度延期と決まったとき、一番考えられやすい日程で、自慢するほどではありません。曜日を今年に合わせて1日ずらしただけの日程です。当事者の頭にまず浮かんだ日程だと思います。会場やチケットのことを考えるとなるべく変更を少なくできるのではないでしょうか。
提言にはあと3つ考えました。1つはチケットはそのまま有効にしてキャンセルしたい人は期間を限って払い戻しすることです。これもその通りなりそうです。競技のスケジュールと会場が変わらないなら、1日ずらして使えるようにすればいいと思います。払い戻しは半年前くらいに1か月の期間を設けて行えばいいと思います。
2つ目は選手の選考です。早々と今年選ばれた選手はそのまま出場できると決めた競技団体もありますが、1年たつと選手の力が変わってきます。私の意見は選び直すことです。
ただ今年の出場が決まっていたマラソンなどは、選ばれた選手にボーナスポイントを与えて戦わせればいいと思います。例えばマラソンなら、箱根駅伝の2日目のように、1位の選手は3分前、2位の選手は2分前、3位の選手は1分前のようにボーナスを与えてスタートさせ、順位を競わせればいいと思います。今年選考から漏れた選手も目標ができますし、選ばれていた選手も本番に向けての調整にもなり、その時点での実力を反映してより公平だと思います。
3つ目の提言は会場の確保ですが、オリンピック優先で考えることにすればいいと思います。
日程が決まったことで、選手もスタッフも目標がはっきりしました。あとはコロナウィルスに1日も早く打ち勝つことでしょう。
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